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Undercover/The Rolling Stones(1983)(2020/8/9)


【レビュー】

Stones、1983年作品。

レコーディングの現場は、Mick と Keith の険悪具合が徐々に進行しているという緊張感があったようなのですが、音はもうペコペコ。

何度も繰り返しますけど、80年代(初頭)は本当に恐るべしなのです。
音だけじゃなくて映像も脱力で、下記は6のMV。


「スリラー」の適当なパクリ以下で、怖くもなければ面白くもない。
Mickはともかく、KeithがよくOKしたな、と思います。

アルバム全体もそんなだらっとした感じで、今となっては愛でる余裕もあるのですが、発売当時はどうだったんでしょうかね。
ギリギリ、リアルタイムで経験していない作品なのですが、古いファンは非常に困り、若者は、大物に敬意を払いつつもスルーといった感じでしょうか。

でも、そのダメさ加減が結構好きな作品だったりします。 少なくとも、80年代の作品の中では一番好きです。

まあ、「サタニック」や「山羊の頭のスープ」をこよなく愛しているような偏屈な人間なので、ということで・・・。


【結論】

★3。
今となっては、1にしても2にしてもいい曲だとは思うんですよ。
アルバム全体も、正直嫌いではないんですが、まあ、人に薦める作品ではないですね。
プレイリスト入りは2。

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