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NO MORE WAR-地球の上で-/ The Fools(1991)(2023/4/16)


【レビュー】

オリジナルは、1991年発売。
当時は、曲順も違って、3,4,5,1,2,6の順。
これに、シングルの「What You Want?」をカップリングして、現在流通しているのが本作、ということになります。

本作に手が伸びたきっかけは、昨年末に出た、FOOLSの映画関連の書籍。


発売されたのは、湾岸戦争が勃発した1991年発売。
その、Neil Young ばりの性急さは潔し、なのですが、ちょっとこなれてない感じがします。

「Weed War」に比べて、言葉が幼稚で、上滑りしているというか。
当時は未聴でしたが、手に取っていたら、ちょっとストレート過ぎて恥ずかしい、という印象を持ったかもしれません。

もっとも、30年経った今となっては落ち着いて聴け、おお、ルーズ極まりないな、と逆に楽しめる感じ。
本当に、唯一無二のロックバンドだったんだな、と、今更ながら感嘆する次第であります。

なお、曲順ですが、テーマ的に、当初のとおり3が頭でも良かったかな、とは思いますが、いきなり直球すぎて、最後まで聴かない人もいるかも。
3曲目あたり、座りはいいかもしれません。 考えたもんですね。


【結論】

★3.5。
なお、上記書籍の感想ですが、さすがにちょっと長過ぎですかね。完読に苦労しました。 
で、FOOLS、本当にひでぇ。
伊藤さんも川田さんも、社会人以前に、バンドマン、悪友としても関わりたくない。
愛をもって書いてるはずなんですが、可愛げが伝わらず、記録としては貴重なれど、趣旨としてはちと失敗なのでは、と思います。


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