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Beggar's Banquet/The Rolling Stones(1968)(2018/7/15)


【曲目(original)】

1. "Sympathy for the Devil"
2. "No Expectations"
3. "Dear Doctor"
4. "Parachute Woman"
5. "Jigsaw Puzzle"
6. "Street Fighting Man"
7. "Prodigal Son"
8. "Stray Cat Blues"
9. "Factory Girl"
10. "Salt of the Earth"


【レビュー】

まだレビューしてなかったか・・・、の、Beggara's Banquet。

言わずと知れたStones の最高傑作の一つ。
彼らが、それまでは模倣の対象だったブルースを、完全に消化・昇華しきった作品ではないかと考えています。

まずはやはり1。
ここまで悪魔を想起させる曲はそんなになく、単体でも強烈な名曲なのですが、ゴダールの「One Plus One」が、この曲が徐々に完成していく様、それと正反対にBrian が人間でなくなっていく様を描いていてこれまた非常に強烈です。

その他も捨て曲はないのですが、あえて挙げるとすれば、Brian のギターが素晴らしい2、オーラスで1に負けない存在感を示す10でしょうか。

最後に、ジャッケット。
私が最初に買ったのが、上記のトイレバージョンではなく、ヘッダーの手紙(?)バージョンだったので、個人的にはこちらの方が印象が強いです。
そして、忘れられがちな中ジャケですが、これも強烈ですね。


【結論】

★5。
渋くてキャッチー、キャッチーだけどゲキ渋。
ベスト盤プレイリスト入りは、1、2、10。名曲は名曲ですが、個人的な好みから6は落選。
なお、以前、すでに「Satanic Majesties」をレビューしておりますが、同作品からは、「2000 Man」「She's A Rainbow」がプレイリスト入りで。

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