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Machine Head/Deep Purple(1972)(2022/7/17)



【レビュー】

いわゆる「名盤」というものが、年代によって変わっていくのは仕方ないと思います。
よく言われる代表例が「Pet Sounds」で、さすがに現状は持ち上げ過ぎと思うものの、昔の低評価から徐々に上がっていた典型例で、今や普及の名盤となっております。

その真逆が本作でしょうか。
1970年代〜80年代は、ギターを持ったらまずは「Highway Star」か「Smoke On The Water」を弾くもので、確かに、自分もかなり初期の段階でトライした記憶がありますが、今は昔。

Zeppelin が今でもそこそこの地位を獲得しているのと比較すると天と地で。
今の10代、20代は、そもそも聴いたことあるのか、すら疑問だったりします。

実は、私自身は、80年代の頃から本作はあまり好きではありませんでした。
もちろん、1と5のリフは世紀の発明と言っても過言ではないキラー・チューンぶりなのですが、逆に言うと、それだけじゃないか、という感想を持っていて。

何と言うか、有り体に言うと、あんまり頭が・・・
いや、知性が無いとダメなんてことはないのですが、変なヤンキーに遭遇した感じというか。

ギター復権などとも言われる昨今、復帰の目があるんでしょうか。

なお、こちら、1の、ドイツのテレビ番組でのライブ。
テレビなのでしょうがないとは思うのですが、ライブとしてもちょっとイマイチ。冒頭の、司会のお姉ちゃんが1番の見どころでした。


【結論】

★2。
まあ、ロックの歴史には絶対出てくる作品ですけど、そこまででは・・と思います。 ファンの方には申し訳ないのですが、1と5の一発(二発)屋、という。スミマセン。

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