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OK/RCサクセション(1983)(2021/12/26)


【レビュー】

本年度最後のブログ、RC、1983年作品。

一言で言うと柔らかいというか、リラックスしているというか、清志郎の尖った部分が比較的隠れているアルバムです。
また、1983年という時代性もあってか、例えば5に代表されるように、良くも悪くも軽く薄い仕上がりが目立ちます。

事務所とはトラブっていた時期とも聞きますが、ハワイレコーディングだったとのことで、そんな環境もあって、雰囲気が穏当になっているのかもしれません。

3とか8は、ライブでも良く出てくる名曲なんですが、軽い曲と重めの曲とが混在してて、いささか居場所がない感じ。
それを乗り越えて聴かせてしまう雑食性が清志郎なんですが、ちょっと散漫な印象です。

いい作品ですが、正直、聴く頻度は少ないですかね。


【結論】

★3。
プレイリスト入りは3、8です。

で、年末なんで、ブログで取り上げた作品中で、今年発売の比較的よく聴いたアルバムを。 ①An Evening With Silk Sonic/Silk Sonic ②Nine/Sault ③よすが/カネコアヤノ。

新譜を聴く回数が減ったなあ。来年はもうちょっと頑張ろう。 では、良いお年を。

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