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Elvis Presley/Elvis Presley(1956)(2023/5/14)



【レビュー】

昨年末、コロナに罹患し、ホテル住まいをしました。
タダでホテル療養出来る、ギリギリのタイミングだったかと。

仕事は結構忙しかったのですが、部屋から出れない=家事と移動時間がない、動かないから疲れない、ということで思いのほか時間があり、思い立ってアマプラで「エルヴィス」を見ました。

キャラ的にどれにもあまり感情移入出来ず、映画としてはまあまあ、といったところだったのですが、やはり初期エルヴィスの誘引力は強烈ですね。

ということで、ファースト・アルバム。
聴き直してあらためて、エルヴィスは、天才的な歌手だったんですよね。
名曲揃いで、つい口をつくキャッチーさ。

「アーチスト」という概念からすると、どちらかというと曲を作ることに重きが置かれがちで、故にElvisは過度に軽い評価をされがちなのですが、この人の本質はエンターテイナーなのでしょう。
のちに、John Lennon にバカにされたり、ニクソンに呼ばれてホイホイとホワイトハウスに行ったり、知性がアレというか自己イメージを分かってなかったところがあって、そこは残念なんですけどね。

ともあれ、本作含め、一度、アルバムをきちんと整理して欲しいところ。
粗製濫造すぎて、専門家が道筋つけないと、訳が分からなすぎなんですよね。
来日はおろかアメリカからは外に出なかったということもあって、我が国では、概念としてのエルヴィスはあっても、売上にはつながらないのかもしれませんが・・・。


【結論】

★4。
あと、エルヴィスの作品の中では、ジャケはやはり本作が最高。

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