【禍話リライト?】隙間女と窓女
※以下は「シン・禍話 第二夜」で披露された、
話の合間の雑談の書き起こしです。
───────────────
そうそう、これは最後の禍ホームにいくまえの余談なんですけど。
前回、「青ゲットの男」話について良からぬ話、噂を吹き込むみたいな事をやりまして。
まあ、そこそこの反応があって?あれはあれで面白いって言ってくれた人も居て。
誰かから「シリーズ化ですね」って(笑)。
シリーズ化って言ったってね、そんなあらゆる都市伝説の知らないネタなんて俺知らないから!
発見次第でやるとかしないと、最終的に、「その解釈は流石に苦しいだろ!」みたいな事になるからね。
こういう都市伝説とかネットロアとかやる時は特にねって。そんな事を言ってて。
それで、今後もしお面とか被ってふざけた動画を撮るって時に、部屋があまりにゴミだらけだとそれはちょっと良くないって事で。
断捨離じゃないですけど、ゴミだけは捨てようって思って、部屋の掃除してたら。
結構本棚の裏とか奥から、あーこんな本昔買ってたなーって本が出てきて。
その中で。
「なるほど!それとそれを無理やりくっつけたら解釈できるわ!」って事があったんで。
加藤君が居なくなった後なんで、「都市伝説無理やり解釈コーナー」ってミニコーナーとしてやるんですけど。
あのー、皆さんは「隙間女」ってどう思われますかって話なんですよ。
基本的に桜金造さんの十八番というか、それ以外の人がやったら多分「それ桜金造さんの話やないかい」ってなる奴ですよね。
まあ、こういう怖い話好きな人で隙間女の話知らない人ってそんなに居ないと思うんですけど、掻い摘んで言うと。
知り合いが引きこもり気味になって、心配になって会いに行くと、
「女が寂しがるから家から出られない」「いやお前一人やないかい」「いやいやいるじゃん何で分かんないの」「いや居ないでしょ」
ってやり取りがあって、大体本棚と本棚の隙間とか、冷蔵庫と壁の隙間を指さすから、はあ?って見たらそこにポスターが貼ってあると思うんだけど、
女性のポスターが貼ってあるって思ったらその目がぐわっと動いて「うわーなんかペラペラの奴がいるー」って逃げる。
そう言うのが、まあ隙間女って話のパターンでございますね。
で。
これ以外のパターンがないじゃないですか。はっきり言って。
まあ、心霊スポットとかで似たようなものが出てきたって話は聞きますよ。どっかの旅館に出るとかね。
それは多分そういう奴がそこに居るんでしょうね(笑)
まあそれはいいんですけど。
隙間女って出てこないじゃん、他に話が。じゃあもうないんだ。みたいな。
これに対する言い訳を私は発見しました。
……えっと、本気で思ってないですからね、今回は。言い訳です。
それこそ、部屋の掃除をしていたら。
これは何時出た本かな、えーっと、2005年に出た本で、都市伝説のサイトか何かをやってらっしゃって、それを纏めた「未確認飛行ニュース」って本が出てきたんですね。
昔買って、ちゃんとこういうの捨てなかった俺は偉いな(笑)、まあそれはいいんだけど。
それで、色んな噂、Webサイトの書き込みをそのまま収録してるような本なんですけど。
基本的には怖い話よりは、本当に噂話ですよね。
「双子学級」「さおだけ売り」「使えない校歌が出てきた」「変な看板」「虫を食べるとどんな味?」
そういうネタとかを集めた本ですね。中には「だるま人間」「死体沈めるアルバイト」なんかもあるんですけど。
あの、怖い話のコーナーがすごい少なくて(笑)
「得体のしれない恐怖編」ってコーナーがあるんですけど、「一反木綿が京都に出た」とかしか載ってないんですよ(笑)
そういうニッチな、おおい!ってなる情報しか載ってないんですけど、いや、それはそれで面白いからいいんですよ?
へーって思ったのが、ミニコーナーみたいな感じで大量に情報が載ってるコーナーがあるんですけど。
そこに「窓女」って載ってて。
あ、ごめんなさい。これひょっとしたら、漫画とかドラマをパクって載せたのかもしれないです。
俺、漫画とかまでは完全には押さえてないんで、元ネタがあるのかもしれないんですけど。
とにかく「窓女」って項目があって、何のこっちゃと。
「窓女」っていうお化けが居ると。
この女って言うのはストーカー行為を受けて発狂して死んじゃった女性で、夜な夜な街を徘徊して人の家を覗いて回っていると。
自分がストーカーになっちゃったか、あるいは犯人を捜してるんでしょうね。
で、狙われた家は三日間そのまま覗かれ続けて、四日目には家の中に入ってきてしまうと。その窓女が。
で、その窓女は、家のどこかに隠れて、家の住人を覗き続けると。
そして三日後に、その家の人を殺してしまうそうです。
そういう事が書いてあって。
ここまで細かいとね、やっぱりドラマか漫画が元ネタなのかなと思うんだけど。
ただ思ったんですよね。
この窓女って前半の理由付けはともかく、家入って来てからは隙間女と同じじゃないですか。
なので、隙間女の他の話がないのは、これみんな殺されちゃったからじゃないかなって。
実は隙間女って言うのは窓女の事で、多分自分をストーカーした奴を探し回ってるお化けというか人外の存在で、
だから先に気付くとこれセーフなんでしょうね、何日かの間に「あ!覗かれてる!ここにいる!」って思ったらセーフなんでしょうね。
他にはあんまりそういう記事なくて、今のところこの本にしか見つかってない話だと思うんですけど。
何度も予防線を貼っておきますけど、ひょっとしたら何かの漫画とかドラマとかが原作かもしれないんですが。
なので、今回私は隙間女さんの言い訳として、他に話のバリエーションがない理由として。
つまり、家に住んでる人間が隙間女に気付くパターンってあんまりないじゃないですか。大体外からの人間が知って逃げるって事が多いじゃないですか。
あれね、みんな殺されちゃってるんですね(笑)
と言う事で、みなさんもね、隙間があったら積極的に覗いた方がいい。変だなって思ったら、逆にね。
気付かれると居なくなる……かどうかは書いてないけど、このルール上では多分気付かれたら居なくなると思うから。
だから隙間があったら覗いていこうって。
みんなジィルさんにお疲れ様ですって(笑)
ある意味女性に狙われてる人ですけど、まあジィルさんも助かったという事で(笑)
それでは今日最後のお話でございます。「数珠の家」というお話です…
出典
シン・禍話 第二夜 1:12:57~
※なお、途中で出てきた「窓女」については、禍話アンリミテッド 第二十夜の26:57~にもうちょっと詳しい考察があります。そちらも是非ご視聴ください。
↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?