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秋のおすすめ薬膳

食べものがより美味しい季節となりましたね!こんな時だから、薬膳のお話をしたいと思います!



〜薬膳ってなに??〜

みなさん、薬膳の世界って難しく感じませんか?わたしはずっと、そう感じていたし、簡単でもないなぁとも思います。
でも結局どういうことかというと、食材の持つ効能を使った食事をするということです。

さらにわたしは、食べ方なども、これらに含まれると思っています。例えば、よく噛んで食べる・・・など。(これ、わたしわかっているけど苦手です。。)

ただ食すのではなく、効能を活用するための知識といった感じです。

漢方食材を使うことだけが、薬膳ではないのです。

〜季節の薬膳が持つ意味〜

日本には四季がありますよね。
それによって、わたしたちの身体の体感も違いますよね。
例えば、夏の暑さを感じると、身体は熱を放出するために汗をだします。
沢山の汗を出しすぎると、体内の水や血が少なくなってしまいます。
これが、夏の暑さの身体への影響です。
体内の水や血が少なくなって、トラブルになる前に、そうならないように、暑さから身体を守るための食事をとるということが、季節の薬膳の持つ意味です。
体質、体調に合わせて薬膳を考えることもとっても大切ですが、それはちゃんと体質を判断していくことが必要です。
なにか気になる症状があるなら、ぜひトライするのもいいでしょう。
けれど、季節に合わせて考えるだけでも、季節のトラブルを防ぐことになります。
まずは簡単に、季節薬膳からはじめてみるといいと思います。

〜秋のおすすめ食材〜

秋は比較的過ごしやすく、夏のような割と体力を奪われるようなトラブルがないように感じます。
しかし実は、湿度、温度の低下で、乾燥するというトラブルが発生しやすくなります。

具体的には、喉や肺、皮膚、髪などです。

湿度が低いと、喉の調子が悪くなりますよね。
そのことです。
そのため、身体を潤したり、痰を溜まりにくくしてくれる食材がオススメです。

小松菜・豚肉・ぶり・牡蠣・卵・牛乳・チーズ・白キクラゲ・アスパラガス・山芋・銀杏・アーモンドなどのナッツ類・ごま・梨・枇杷・柿・こんぶ・豆乳

などなど。


〜季節食材は理にかなっている〜

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、季節の薬膳食材は、季節の食材が多いんです。
ほんと、上手くできていますよね。
旬のものを意識してとることも、薬膳になり得ますね。

〜おすすめ簡単料理〜

[豆乳のクラムチャウダー](4人分)
・・・材料・・・
あさり 300g(砂抜きしてね)
アスパラガス 3本
玉ねぎ 1/2こ
白キクラゲ 10g(水で戻してさっと下茹してね)
豆乳 600cc
刻み昆布 5g+水200cc(水で戻して、戻し汁は残しておいてね)
酒 大さじ1
塩胡椒
・・・作り方・・・
①油で、あさり、カットした野菜(玉ねぎ、アスパラガス)、戻した昆布を炒めて酒をふり、蒸し煮にする。
②あさりの口が開いたら、戻し汁と豆乳を入れ一煮立ちさせる。
③塩胡椒して味を整える。


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