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骨髄バンクのドナーに適合した話1

おはようございます。メゾンドメグリの管理栄養士、まぐです。

オフィシャルホームページでは東洋医学と西洋医学のどちらの目線も持ってセルフケアや薬膳、イベントなどのお知らせをしていますが、ちょっと関係ない個人的な話なので、こちらでコラムとして書き残そうと思います。

登録して約半年、突然のショートメール

骨髄バンクに登録したきっかけの話はまたいずれ話すとして、今回はドナーとして候補になった瞬間の記録。

突然ショートメールで骨髄バンクから連絡あり。

「【骨髄バンクからのお知らせ】
あなたとある患者さんのHLA型が一致し、ドナー候補者に選ばれたため書類一式を郵送しました。」

マ、マジ!?

正直怖いというか、まさか!というかんじ。なんかドラマの主人公にでもなったかのような、ドラマチックな瞬間にすら思えた。

侵襲性の高いボランティアだということは理解していたつもりだけれど、なんとなく選ばれるのはもっと先、というか最悪選ばれないこともあると思い込んでいたので、青天の霹靂。
しかも登録して1年たっていない。なんだか足元がふわふわするような感覚になる。そして、嬉しい気持ちもある。

ショートメールが来たのはたまたま出勤してすぐの9時半ごろだった。
誰かに話していい段階なのか?と思いつつ、喋らないと気持ちが落ち着かないぐらいにはびっくりしたので、とりあえず同僚に伝える。
骨髄バンクに登録していること、型が合った人が見つかってドナーになるかもしれないこと、もし選ばれたらもしかするとどこかのタイミングで一週間休まないといけないかもしれないこと。

みんなすぐに了承してくれて、後輩からは「すごいすごーい!」というマッチしたことに対するポジティブな言葉をもらって少し安心。

そして上司に報告しても、わかりましたーいつごろ?ぐらいのナチュラルな返事。

ちなみに、骨髄バンクに登録してドナー候補に選ばれる確率は約37%。意外と多い。
その中で確認検査と言って問診と血液検査をクリアするのがそこから約1/4にまで絞られ、そのあと家族(親か配偶者)含めた最終同意にまで進むのがそこからさらに約1/4に絞られるらしい。
つまり、適合してから最終的な提供にまで至るのは10人に1人以下。

登録したはいいものの実際最終的にドナーとして骨髄提供する確率はめちゃくちゃ低いというのを初めて知った。そのハードルの中にはドナーの体調はもちろん、家族の合意が得られないことや、仕事が休めない(4~7日の入院)というのが現実問題として壁になっているらしい。

その点、まずは仕事休めるかはクリア
飲食店という一般的には休みにくいと言われている職種で働いているのに、二つ返事で休ませてくれるなんて、本当に本当にとっても恵まれているなぁと改めて思う機会になった。

というわけで次は家族に報告。続きはまた時間ができたら書きますねー。まぐでした。


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