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実家で羽を休めた休日のこと

先週、この夏の体力的な疲れと、夏休みの精神的な疲れと、
自分のやりたいことに集中していた疲れと、
でもまだまだ、まだまだやりたいことがあるのにできないストレスと、
たぶんそんなのが色々とたまりすぎたのだろう。

じつは歯茎の腫れは1か月以上続いていて
唇の裏にできた口内炎が顔の表面まで内出血のように現れてしまい
自分の顔面にショックを受ける。なんかやつれてるし…

やることはいくらでもあるのだけど思考が止まり動きは遅く、
汚れのたまってきた玄関も、散らかったおもちゃも
整える気力がもうない。
あーなんか。つかれて死にそう。
今死んだら、家族を恨むかもなぁ。。

なんて考え始めた。
これは、、さすがにアカン!
と思い、急遽、色々置いといて実家に避難させてもらった。


夕方から1泊して翌日昼過ぎまで居ただけなのだけど
おいしいご飯を食べさせてもらって、
深夜友達とお茶して、夜中に帰っても何も言われない、
帰ったら朝まで好きなだけ寝かせてもらって
持って行った本も読まず、何もせずごろごろさせてもらって
最後は父の作ったカラオケルームでひとり歌い倒した。
あぁーーこんな休日は一体いつぶりだろうか。

心と体が生き返るのがわかる。


ところで、実家では、母に「パン屋さんもう辞めたら?」と言われた。
(出ました、現状維持機能!母に罪なし。と思える。)

私の疲れた様子もだけど、それ以上に
義家族とのあれこれを気にしてくれているらしい。
私の立場、夫の立場が悪くなってはいけない。
何より家族を一番優先するべき、と思うのだろう。

でも、残念ながらその選択肢はないんだなー。
私は「パン屋であること」がしあわせなんだとわかってしまった。
だから、自分がしあわせでいられるパン屋のカタチをこうして模索している。

私は私のしあわせを守る。家族のしあわせも支える。
私が私のしあわせのために生きるのを、
止めたり邪魔したりする権利は誰にもない。

私は、自分の子に将来やりたいことができたとき、
守りたい大切な思いが芽生えた時、
なにが幸せで喜びなのか気づいたとき時、
たとえまわりに応援されていなかったとしても
いいやん!って最後まで言ってあげられる母でいたいと思う。


そんなこんなで月曜日の今日。
ここのところ見て見ぬふりだった玄関先の落ち葉をきれいに掃いた。
ずっと存在は確認していた洗面所にほったらかしにされていたぬいぐるみをおもちゃ部屋に戻せた。

さぁ今週も。あたらしい日々を生きるぞ~!


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