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2023 ラピスラズリステークス L 回顧

レース条件

中山 芝1200m
3歳以上オープン
別定

コースレコード

ロードカナロア 1分06秒7 2012年


馬場状態

天気: 芝:

2023/12/3(日) 中山
 8R 2勝クラス 芝2500m
  2:32.3(31.3-34.6) 標準-2.4
 9R 3勝クラス 芝1200m
  1:07.2(33.0-34.2) 標準-1.2

 芝は高速化
 1200m換算で-1.2秒くらい。

 開幕週らしい高速馬場。8Rは前年の有馬記念より速いタイム。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

ペース

 前半3F:33秒9スローペース

 この馬場で、しかもこのメンバー構成(カンティーユメイショウゲンセンジャスパージャック)でこのペースになるのか・・・。


ラスト4F ラップ

 瞬発戦で決着(11.2-11.5-11.0-11.4)
 前半スローペースの反動。


同距離レース 比較

      前半3F 後半3F タイム 馬場
23ラピスラズS 33.9 33.9 1:07.8 -12
23オーシャンS 33.4 34.0 1:07.4 -8
23カーバンクS 34.2 34.8 1:09.0 +8
22ラピスラズS 33.7 34.4 1:08.1 -8
22春雷S    33.2 33.6 1:06.8 -10
22オーシャンS 33.4 34.5 1:07.9 -4
22カーバンクS 33.1 35.6 1:08.7 +6
21ラピスラズS 33.5 34.4 1:07.9 -10
21春雷S    33.2 34.1 1:07.3 -6
21オーシャンS 33.7 34.7 1:08.4 +2
21カーバンクS 34.5 34.7 1:09.2 +8
20ラピスラズS 32.7 36.2 1:08.9 +4
20春雷S    33.8 34.5 1:08.3 +6
20オーシャンS 33.1 34.3 1:07.4 -6
20カーバンクS 33.8 34.6 1:08.4 +6
③:3勝クラス、②:2勝クラス


レースレベル

 レースレベルは低い
 前半スローペースで遅すぎるタイムでの決着。まともに評価できるレースにならず。
 同日同距離の3勝クラスよりコンマ6秒遅いタイム。

 最後は末脚勝負?。


出走各馬 回顧

◎ カンティーユ ⇒2着
△ サンライズオネスト ⇒4着
△ ファロロジー ⇒7着

◎ カンティーユ ⇒2着

 この展開で差されて負けるのは残念と思っていたが、鼻出血でノーカンが妥当。
 

△ サンライズオネスト ⇒4着

 前提として高速馬場適性がマイナス。それでも「このメンバーならば」と思ったが4着。
 レース全体の後半3Fが33秒9の速さなので、スムーズに進路を確保できたか否かの重要度がいつも以上に高かったはず。
 最も次走で注目したいのはこの馬。
 

△ ファロロジー ⇒7着

 高速馬場&スローペースの中、4角後方で大外を回す形なので負けて当然。スムーズに先行できる形ならば見直せる。
 

オタルエバー ⇒1着

 勝ち切っているのは立派だが、前半スローペースでレースレベルは上がらず。そのうえこの馬は終始スムーズな競馬だった。
 同日同距離の3勝クラスを上回っている保証はない。少なくとも次走は狙えない。
  

ロードベイリーフ ⇒3着

 大前提としてレースレベルに助けられたのが大きいが、内容的には勝ち馬に負けていない。
 個人的には1200mより末脚をいかせるレース条件の方が向いている印象を受けた。
 

サマートゥリスト ⇒5着

 このスローペースで4角最後方なので展開的に悪すぎた。そもそもの実力も疑問だが。
 

メイショウゲンセン ⇒6着

 ハナを奪ってスローペース。
 展開的には良かったように見えて実はそうでもない?。勝った3勝クラスのように速いペースで逃げた方が良かった可能性。
 実力以上に負けているのは確か。

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