2023 富士ステークス GII 回顧
レース条件
東京 芝1600m
3歳以上オープン
別定
コースレコード
ノームコア 1分30秒5 2019年
馬場状態
天気:晴 芝:良
2023/10/21(土) 東京
3R 未勝利 芝1400m
1:22.6(36.0-33.8) 標準+0.2
12R 1勝クラス 芝1800m
1:47.3(36.5-34.4) 標準-0.3
芝はやや高速化。
1200m換算で-0.4秒くらい。
スローペースのレースばかりで判断が難しいが。
レース全体 回顧
ペース
前半4F:45秒2はハイペース。
明らかにオーバーペースだった。
ラスト4F ラップ
持続戦で決着。
同距離レース 比較
前半4F 後半4F/3F タイム 馬場
23富士S 45.2 46.2/34.7 1:31.4 -4
23安田記念 46.0 45.4/33.8 1:31.4 -8
23Vマイル 46.2 46.0/33.7 1:32.2 -4
23湘南S③ 47.0 46.6/34.8 1:33.6 ±0
23NHKマイル 46.3 47.5/35.4 1:33.8 ±0
23東京新聞杯 45.8 46.0/34.7 1:31.8 -6
23節分S③ 48.1 45.5/33.5 1:33.6 -6
22キャピタルS 46.1 46.4/34.5 1:32.5 -4
22富士S 46.0 46.0/34.2 1:32.0 ±0
22安田記念 46.7 45.6/33.6 1:32.3 -8
22Vマイル 46.3 45.9/34.2 1:32.2 -10
22NHKマイル 45.6 46.7/34.9 1:32.3 -6
22東京新聞杯 46.4 45.9/34.3 1:32.3 -4
21キャピタルS 46.2 46.8/34.7 1:33.0 +4
21富士S 47.0 46.2/34.5 1:33.2 +6
21安田記念 46.4 45.3/33.9 1:31.7 -8
21Vマイル 46.0 45.0/33.4 1:31.0 -10
21NHKマイル 45.3 46.3/34.7 1:31.6 -8
21東京新聞杯 46.6 45.8/34.3 1:32.4 -4
20キャピタルS 46.2 46.6/35.0 1:32.8 +6
20富士S 45.4 48.0/36.0 1:33.4 +6
20安田記念 45.7 45.9/34.3 1:31.6 -4
③:3勝クラス、②:2勝クラス
レースレベル
レースレベルは標準より少し上。
前半オーバーペースで好時計が出やすい展開。レースレベルをどう評価するか難しい結果に。
個人的には後半4Fが47秒オーバーもありえたと思うので、46秒2の後半4Fでまとめたことを評価したい。
控えめに見積もってもGIIとして標準レベル。
このペースならば前の馬は残れない。先行した馬は崩れても仕方がなかった。
レース前のスロー瞬発戦想定は何だったのか・・・。
出走各馬 回顧
◎ ナミュール ⇒1着
○ レッドモンレーヴ ⇒2着
▲ ジャスティンスカイ ⇒10着
△ マテンロウオリオン ⇒5着
◎ ナミュール ⇒1着
このペースだったので道中で中団後方は悪くなかった。
走破内容的には東京新聞杯(2着)と同じくらい。春の大舞台でまともなレースにならなかったのが悔やまれる。
○ レッドモンレーヴ ⇒2着
展開が向いたのは確かだが重賞級のパフォーマンス。
レース後コメントにあるように「休み明け」だった可能性大。次走で期待したい。
▲ ジャスティンスカイ ⇒10着
スロー瞬発戦ならばと思って期待したが、蓋を開けてみれば安田記念のような前傾戦。
近い位置取りだったイルーシヴパンサーあたりが粘った中で崩れたのは△だが、少なくとも適条件のスロー瞬発戦で不発になるまでは注視したい。
△ マテンロウオリオン ⇒5着
舐められすぎと思って狙ったが微妙な結果。この展開ならば以前のように差しに徹していればと思うところ。
34秒8の上り3Fなのでなだれ込んだ形。力を発揮できなかった。
この負け方なので次走は差しに徹する競馬に戻りそう。
エターナルタイム ⇒6着
とにかく展開が厳しかった。そんな中で直線で一瞬見せ場を作ったのは◎。負けて強しと思える内容だった。
勝った3勝クラスは高速馬場を差し引いても好時計。レース後コメントで「重賞レベルの馬です」とあるのがすべて。
イルーシヴパンサー ⇒4着
この展開ならば以前のように差しに徹していればと思うところ。
34秒9の上り3Fでこの馬の末脚を発揮できなかった。むしろ4着に粘ったことを評価したい。
ソーヴァリアント ⇒3着
レース前はスロー瞬発戦想定だったのでノーマークだった。
持続戦ラップで差し有利の展開になった恩恵だと思っている。
タイムトゥヘヴン ⇒8着
レース前はスロー瞬発戦想定だったのでノーマーク。結果的にこの馬にとって絶好の展開だったと思うが不発。
レース後コメントで「最後は休み明け」とあるがそれにしても少し残念。
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