見出し画像

2024 六甲ステークス L 回顧

予想記事無し

レース条件

阪神 芝1600m
4歳以上オープン
別定

コースレコード

ソダシ 1分31秒1 2021年


馬場状態

天気: 芝:

2024/3/24(日) 阪神
 5R 未勝利 芝1600m
  1:34.6(3F:35.6) 標準+0.5
 7R 1勝クラス 芝1400m
  1:22.1(3F:35.9) 標準+0.4
 9R 2勝クラス 芝2000m
  2:01.7(3F:35.2) 標準+0.2

 芝は低速化
 1200m換算で+0.4秒くらい

 3Rから10Rまで雨。段々と馬場が低速化していく日だった。
 時計的には極端な低速化は見られない。特に9Rの時計はほぼ標準レベル。

 内外の優劣については内有利の傾向が強め。ラチ沿いを走る逃げ馬の粘り込みが多発。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

ペース

 前半4F:47秒0ややハイペース
 
 ほぼ平均ペースだが、馬場を考慮すればコンマ5秒速いくらい。もともとスローペースになりやすいコースなのも考慮。


ラスト4F ラップ

 瞬発戦で決着(12.1-11.1-11.3-12.7)

 ラスト4F→3Fで1秒の加速が入るが、ラスト2F→1Fで1.4秒の減速が入る。ペースアップが速かった分だけ最後は止まり気味。


同距離レース 比較

       前半4F 後半4F/3F タイム 馬場
24六甲S    47.0 47.3/35.1 1:34.3 +4
23リゲルS   47.7 45.3/33.4 1:33.0 -8
23ポートアイS 48.1 45.4/33.6 1:33.5 -4
23米子S    44.9 46.8/35.4 1:31.7 -10
23洛陽S    47.0 46.1/34.3 1:33.1 -8
22リゲルS   48.0 45.6/33.9 1:33.6 -6
22米子S    46.3 46.6/35.0 1:32.9 -10
22六甲S    46.9 46.8/34.7 1:33.7 ±0
22洛陽S    46.5 45.4/34.1 1:31.9 -8
21リゲルS   47.9 46.1/34.4 1:34.0 ±0
21米子S    47.1 47.9/36.2 1:35.0 +6
21六甲S    47.0 46.8/35.4 1:33.8 +4
21洛陽S    50.3 44.9/33.0 1:35.2 -4
22マイラーズC 46.1 47.2/35.8 1:33.3 ±0
21マイラーズC 44.5 46.9/35.6 1:31.4 -8
23阪神牝馬S  48.0 45.9/34.2 1:33.9 -2
22阪神牝馬S  46.8 46.0/34.7 1:32.8 -8
21阪神牝馬S  47.1 44.9/33.2 1:32.0 -16
20阪神牝馬S  46.5 46.4/34.5 1:32.9 -4
19阪神牝馬S  47.9 45.7/33.6 1:33.6 -6
18阪神牝馬S  49.1 45.7/33.8 1:34.8 +4
22マイルCS  46.6 45.9/34.0 1:32.5 ±0
21マイルCS  47.6 45.0/33.3 1:32.6 -6
20マイルCS  46.9 45.1/33.5 1:32.0 -8
23仲秋S③   45.9 46.0/34.3 1:31.9 -12
23立雲峡S③  48.1 45.5/33.6 1:33.6 -4
23武庫川S③  47.8 46.2/34.3 1:34.0 +4
22立雲峡S③  45.2 46.7/35.2 1:31.9 -8
22元町S③   46.9 45.4/33.8 1:32.3 -6
22ストークS③ 47.5 45.6/33.7 1:33.1 -12
22武庫川S③  49.5 45.8/33.8 1:35.3 ±0
21立雲峡S③  46.8 46.1/34.7 1:32.9 -4
21元町S③   48.4 45.0/33.5 1:33.4 -6

▲:2024年六甲S

レースレベル

 レースレベルは低い
 この馬場での標準タイムが1分34秒0~1くらい。時計的にはほぼ標準レベルだが、ラスト4Fの47秒3はかかり過ぎ。その分だけ評価は下がる。

 ラップ的に最後は止まり気味で、差し馬が台頭できる展開。


出走各馬 回顧

ボルザコフスキー ⇒1着

 内ラチ沿いの経済コースを追走して差し切り。
 決着レベル、展開、位置取りと色々が上手くいきすぎているので評価としては微妙。
 

ワールドウインズ ⇒2着

 評価としては勝ち馬と似たようなものだが、外を回した分を考慮すれば内容は互角以上。
 

ドロップオブライト ⇒3着

 中団追走から最後に粘ったのは立派だが、「粘った」と言ってもラスト2Fは11.3-12.7の急減速であり評価はしづらい。
 高速馬場の1600mならば上昇を見込める。
 

シルトホルン ⇒5着

 直線で見せ場は作ったが残り100mくらいで止まった。
 操縦性が高くて展開利を受けやすいタイプだが、今回はアンラッキーだった。というより中距離の小回りコースの方が良い。今回は直線で見せ場を作っただけで十分か。
 

ノースザワールド ⇒6着

 この決着レベルならば勝っても不思議は無かったと思うが、外差しの競馬では良さが出ない。
 

エイシンスポッター ⇒7着

 この馬らしい末脚を発揮できず。休み明けで1600mは厳しかった可能性があるので度外視すべきか。
 

グレイイングリーン ⇒8着

 中団の内目を追走したが直線で伸びず。
 1400mの高速馬場でこその馬だが、今回はさすがに不発すぎるので臨戦過程が万全ではなかったか。
 

ジャスティンスカイ ⇒10着

 高速馬場で瞬発力を要求されるマイル戦で強い馬なので不発は納得だが、直線で全く伸びなかったのは印象が悪い。
 

トゥードジボン ⇒11着

 ジャスティンスカイとほぼ同じ印象。
 東京新聞杯(10着)の敗因は掛かり。今回の敗因は馬場。
 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?