2023 東風ステークス L　回顧

レース条件

中山　芝1600m

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馬場状態

天気：曇　芝：良

2023/3/12（日）　中山
　7R 1勝クラス 芝1200m
　　1.09.4（35.2-34.2）　標準+0.3
2023/3/11（土）　中山
　10R 3勝クラス 芝1200m
　　1.07.4（33.0-34.4）　標準-1.0
　12R 2勝クラス 芝1200m
　　1.08.3（34.2-34.1）　標準-0.5

芝は高速化。前週から継続。
土曜10Rのタイムは重賞級。馬場は速いはず。
日曜7Rは前半がスロー。

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レース全体　回顧

前半5F：57.6　後半4F：11.5-11.8-11.6-12.0
（35.0-35.4）
勝ち時計：1.33.0

・前半5F（57.6）は、馬場を加味すれば平均ペース（古馬OP基準）。

・持続戦で決着。
　最後まで大きな減速無し（ラスト1F：12.0）。

・馬場状態が近い同条件レースとの比較
　　　　　　前半5F　後半4F　後半3F　勝ち時計
'23東風Ｓ　　57.6　　46.9　　35.4　　1.33.0
'22京成ＡＨ　59.2　　46.1　　34.4　　1.33.6
'22ＮＺＴ　　58.8　　46.7　　34.7　　1.33.5
'22ダーＣＴ　57.1　　46.8　　35.2　　1.32.3
'22東風Ｓ　　59.5　　46.6　　34.6　　1.34.1
'21京成ＡＨ　56.8　　46.4　　35.2　　1.32.0
'20ＮＺＴ　　57.6　　47.1　　35.4　　1.33.0
'19ターコイ　57.3　　46.8　　34.9　　1.32.2
'19ニューＳ　56.2　　47.5　　36.2　　1.32.4
（誤差は大きい。あくまでも参考程度）

・レースレベルはやや高め
　古馬OP（L）として標準以上だと思うが、重賞級までは至らなかった。

　馬場的に平均ペースだったが、4角手前で先頭ノルカソルカと後続は5馬身近く離れていた。
　クィーンスプマンテ現象だった。

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出走各馬　回顧

◎　ゾンニッヒ　⇒2着
○　エピファニー　⇒4着
▲　ノルカソルカ　⇒3着
△　インテンスライト　⇒8着

◎　ゾンニッヒ　⇒2着

・上り3F：33.4でやや脚を余した。道中5番手だったが実質的には「差し」だった。
・高速馬場を先行してこその馬で、極端な瞬発戦は不向きという印象。今回の敗因は位置取り。
・次走は意識的に「前」を狙ってきそう。
・個人的には重賞でも一発狙える圏内だと思うので、OPではなく重賞を目指してほしい（OPでは人気するので）。

○　エピファニー　⇒4着

・やや脚を余した。道中6番手だったが実質的には「差し」だった。
・レース映像ではゾンニッヒに少し見劣りするが、個人的には「ゾンニッヒが強い」という印象。内容は悪くない。
・「マイルは忙しいのでは？」と思っていたが、鞍上コメント的にその問題は無いらしい。ならば逆に中距離は不向きなのでは・・・？。

▲　ノルカソルカ　⇒3着

・出鞭で「何が何でもハナへ」だったことが良かった。そして後続がやや離れて追走したこともラッキーだった。
・馬場が速く、おまけに単騎逃げが濃厚だったため好走は納得。
・ハナを奪えなければ脆いので、次走も「何が何でもハナへ」で確定的。

△　インテンスライト　⇒8着

・位置取りが後ろすぎたのはあるが、そもそも展開が向かなければ厳しい。
・次走は意識的に先行してきそうだが。

アオイクレアトール　⇒10着

・'23ニューイヤーS（5着）は逃げ先行有利な展開だったので、内容的に強い競馬だったと思うが、今回も差しは不利な展開だった。
・ここ二走は意識的に道中後方からの競馬。次走で注目したい。

ココロノトウダイ　⇒5着

・先行した分だけ脚が溜まらなかった。ただ高速馬場なので、後方からの競馬ではそもそも無理という判断なのかもしれない。
・結果的には'23ニューイヤーS（6着）と同じ負け方。
・次走は脚を溜める競馬になると予想。

ラインベック　⇒1着

・前走'22リゲルS（2着）はスロー瞬発戦（前半5F：59.7）を先行してのもので、内容的には評価は上がらない。と思っていたがその予想は外れた。
・高速馬場なので逃げ先行馬は抑えるべきだった。そこを反省している。
・二走続けて展開利を受けているので、次走も軽視したいと思ってはいるが・・・。

カイザーバローズ　⇒9着

・道中最後方でレースにならなかった。いちおう直線で伸びた（上り3F：33.4）のは収穫。
・距離延長は確定だと思う。密かに注目したい。