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2023 ラジオ日本賞 OP 回顧

予想記事無し

レース条件

中山 ダ1800m
3歳以上オープン
別定

コースレコード

キヨヒダカ 1分48秒5 1983年


馬場状態

天気: ダ:

2023/9/17(日) 中山
 6R 1勝クラス ダ1800m
  1.53.2(36.5-37.8) 標準-0.5
 7R 1勝クラス ダ1200m
  1.12.1(34.1-38.0) 標準+0.6
 9R 2勝クラス ダ1200m
  1.11.6(34.2-37.4) 標準+0.5

 ダートはやや低速化
 1200m換算で+0.6秒くらい。

 6Rは低速馬場ながら好時計。ヴァナルガンドリチャは強いかもしれない。


レース全体 回顧

ペース

 前半5F:61.6ハイペース
 低速馬場ながら標準馬場と変わらないペースだった。


ラスト4F ラップ

 持続戦で決着(最大加速:-.-秒)。
 ラスト1Fが13秒4のタフな展開。中山1800mダートらしいレース展開だったと言える。


同距離レース 比較

       前半5F 後半4F/3F タイム 馬場
23ラジオ日本賞 61.6 50.6/38.2 1.52.2 +6
23マーチS   61.6 49.8/37.7 1.51.4 ±0
23総武S    64.0 49.6/37.2 1.53.6 -4
23ポルックスS 62.1 49.8/37.2 1.51.9 ±0
22師走S    61.4 50.5/37.9 1.51.9 ±0
22ラジオ日本賞 61.0 49.3/37.2 1.50.3 -8
22卯月S    61.0 50.6/38.1 1.51.6 +4
22マーチS   60.9 49.3/37.2 1.50.2 -6
22総武S    63.9 50.2/37.8 1.54.1 +8
22ポルックスS 62.3 50.9/38.2 1.53.2 ±0
21師走S    59.5 51.5/39.1 1.51.0 -2
21ラジオ日本賞 60.6 50.1/38.2 1.50.7 -10
21マーチS   59.7 51.3/39.0 1.51.0 -2
③:3勝クラス、②:2勝クラス
(誤差は大きい。あくまでも参考程度)


レースレベル

 レースレベルは上々
 タイムは地味だが低速馬場だった。レースレベルは標準または標準以上の中間くらいの印象。
 同日同距離の1勝クラスが1分53秒2ではあるが、そのレースもハイレベルだった認識。

 特に59kgだった勝ち馬は重賞級だったと思われる。

 中山1800mダートらしい持久戦だった。1着&2着はそれを得意とする馬だった。


出走各馬 回顧

ウィリアムバローズ ⇒1着

・斤量を考慮すれば、この馬史上ベストパフォーマンスだった可能性もある。'22卯月S(1着)の内容を超えた印象。
・持久戦寄りレースならば確実に重賞級。

ベストリーガード ⇒2着

・'23平城京S(2着)はOPレベルに少し至らない印象だったが、今回の内容はOPレベルだったはず。そしてまだ4歳なのが魅力で、成長による上昇を期待できる。
・ただ適性的には今回のような持久戦向きであり、瞬発戦では厳しいか。

ハピ ⇒3着

・瞬発戦の馬だと思っていて持久戦は△。'23マーチS(7着)はそれで崩れたが今回は自分の競馬に徹した。
・やはり地力は確かで瞬発戦ダートでは重賞級以上。それは'22チャンピオンズC(3着)で証明済み。

ダンツキャッスル ⇒4着

・タフな展開で差し有利だった。ぱさぱさに乾いたダートでは引き続き面白い存在。勝ちきりは厳しいが。

ヴァルツァーシャル ⇒6着

・この38秒8の上り3Fは評価に困るところ。そもそも1着馬&2着馬と違って持久戦ダートに適性があると思えない。
・同舞台の'23総武S(2着)は前が楽すぎる展開で参考記録。OPレベルに達していないと考えるのが妥当か。

パワーブローキング ⇒10着

・負けすぎで度外視したい内容。渋ったダート専用機と認定するのは時期尚早か。
・'23アンタレスS(5着)の内容的にOPで通用しても不思議はない。マリーンS(5着)は叩きだった認識。

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