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2023 オパールステークス L 回顧

レース条件

京都 芝1200m
3歳以上オープン
ハンデ

コースレコード

ヘニーハウンド 1分06秒7 2014年


馬場状態

天気:小雨 芝:

2023/10/8(日) 京都
 8R 1勝クラス 芝1400m
  1:21.6(35.7-34.0) 標準-0.4
 9R 2勝クラス 芝2200m
  2:12.0(35.7-35.1) 標準-2.3

 芝は高速化
 1200m換算で-0.8秒くらい?。

 芝は標準以上に速いのは確実だが、6Rから12Rまで雨が降り続く状況だった。
 馬場速度が少しずつ低速化していく中でのレースだった。

 9Rのタイムが速いので、11R時点でも十分速い馬場だったはず。8Rはスローペースの後傾戦。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

ペース

 前半3F:33.6平均ペース
 コース的にスタート直後に坂があるためスローペースになりやすい。
 高速馬場なので遅くも速くもないペース。


ラスト4F ラップ

 持続戦(消耗戦)で決着。
 ラスト1Fは12秒台前半で直線平坦の京都コースらしいラップ。4角で後方の馬は厳しい。


同距離レース 比較

      前半3F 後半3F タイム 馬場
23オパールS  33.6 34.5 1:08.1 -8
23鞍馬S    34.7 35.2 1:09.9 +12
23朱雀S③   34.1 33.6 1:07.7 -12
20オパールS  33.0 35.6 1:08.6 +8
20鞍馬S    33.5 34.2 1:07.7 -8
20シルクロドS 33.9 35.1 1:09.0 +6
20淀短距離S  34.8 34.8 1:09.6 +4
19京阪杯    34.2 34.6 1:08.8 ±0
19オパールS  34.0 35.2 1:09.2 +4
19鞍馬S    33.9 33.7 1:07.6 -12
19シルクロドS 33.3 35.0 1:08.3 ±0
19淀短距離S  34.0 35.1 1:09.1 +4
18京阪杯    34.1 33.9 1:08.0 -6
18オパールS  33.4 34.8 1:08.2 ±0
18鞍馬S    34.4 33.6 1:08.0 -10
③:3勝クラス、②:2勝クラス


レースレベル

 レースレベルは標準~やや低め?
 標準馬場換算で1分08秒9くらい。この馬場&遅くないペースだったので勝ち時計は少し物足りない。
 34秒0くらいの後半3Fもありえたと思うが意外と上りはかかった。芝の低速化が想定以上だった可能性もある。

 言うまでもなく前が有利な展開だった。

 後述するが2着馬の次走に期待したい。


出走各馬 回顧

◎ メイショウゲンセン ⇒1着
○ スリーパーダ ⇒7着
▲ シングザットソング ⇒2着
△ ジャスパージャック ⇒11着
△ ディヴィナシオン ⇒3着

◎ メイショウゲンセン ⇒1着

・高速馬場で単騎逃げが決まる絶好の展開。「勝ってください」のレースだった。
・走破内容はそこまでハイレベルとは思えない。しかも53kgだったわけで。

○ スリーパーダ ⇒7着

・スタート直後に外から迫られて掛かった仕草を見せた。そこでロスがあったのは確か。+12kgで過去最大馬体重だったのも響いたか。
・二走連続で掛かって不完全燃焼。近走成績は「勝つor掲示板外」の極端な成績。
・勝った3勝クラスは標準以上なのでOP以上で通用しても不思議はないのだが。

▲ シングザットソング ⇒2着

・展開的に前有利だったと思うので強い内容だったはず。全体のレースレベルが少し怪しいのが残念だが。
・仮に次走が重賞だったとしても、そのポテンシャルに期待したいと思っている。

△ ジャスパージャック ⇒11着

・ハナを奪えてようやくチャンスが生まれるくらいだった中でハナを奪えず。それに尽きる。
・スタートは悪くなかったと思うが、1着馬のテンが速かった。

△ ディヴィナシオン ⇒3着

キレが武器の馬で高速馬場の方が向いている。
・最大の好走要因は「メンバーレベルが下がった」ことだが、前走セントウルS(14着)は前が有利すぎた。

タマモブラックタイ ⇒4着

・直線で進路を確保するまで時間がかかるロス。
・適性的に低速馬場でこそだと思うのでそこもマイナスだった。
・上記を考慮すれば及第点以上(枠は絶好だったが)。結論として次走への期待は大きい。

ビッグシーザー ⇒12着

直線で前が壁で不発。セントウルS(10着)は敗因不明だったが今回の敗因は明確。
・あまりにも大きい不利なので、一周回って次走で過大評価されるパターンになると予想。

ボンボヤージ ⇒16着

・外枠ゆえに道中位置取りが一つ後ろになった。
・それにしても負けすぎなのでデキ落ちだった可能性大。

ジャングロ ⇒13着

・展開的にはそこまで悪くなかったと思うが不発。
・セントウルS(6着)はそこまで悪くない。「終わってしまった」と考えるのはまだ早い。

クリノマジン ⇒5着

・走破内容的には前走北九州記念(12着)と大きく変わらないかもしれない。前走は馬場が速すぎる中で流れに乗れず。
・福島TVOP(14着)はスタート直後に不利。
・今回は位置取り含めてスムーズな競馬だった。
・展開のアシストさえあればOPを勝ち切れる圏内かもしれない。4歳なので成長も期待できる。

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