見出し画像

2023 札幌2歳ステークス GIII 回顧

レース条件

札幌 芝1800m
2歳オープン
馬齢

コースレコード

ソダシ 1分48秒2 2020年


馬場状態

天気: 芝:稍重

2023/9/2(土) 札幌
 7R 1勝クラス 芝2000m
  2.01.7(35.2-37.5) 標準-0.3
 9R 2勝クラス 芝1200m
  1.10.1(34.1-36.0) 標準+0.7
 10R 3勝クラス 芝1500m
  1.29.8(29.1-37.5) 標準+0.2

 芝は低速化
 1200m換算で+0.6秒くらい?。

 7R&10Rはさすがにハイペース。


レース全体 回顧

ペース

 前半5F:62.1ややスローペース
 低速馬場時の札幌2歳Sはハイペースになる例が多い('19、'18)が、今回は馬場なりにペースも遅くなった。
 馬場を考慮すれば少し遅い程度のペース。


ラスト4F ラップ

 持続戦で決着(最大加速:0.3秒)。
 ラスト1Fが12秒9のタフな展開。
 前半がややスローペースだったこともあり、後半4Fは標準馬場と変わらないタイム(低速馬場の中で)。


同距離レース 比較

      前半5F 後半4F/3F タイム 馬場
23札幌2歳S 62.1 48.4/36.5 1.50.5 +6
23コスモス賞 61.3 47.5/35.6 1.48.8 -6
22札幌2歳S 61.5 48.5/36.3 1.50.0 +2
22コスモス賞 61.8 48.2/36.2 1.50.0 +6
21札幌2歳S 60.3 48.8/36.8 1.49.1 -4
21コスモス賞 60.4 48.9/36.4 1.49.3 -6
20札幌2歳S 59.2 49.0/36.9 1.48.2 -8
20コスモス賞 61.8 48.2/36.0 1.50.0 -2
19札幌2歳S 60.6 49.8/37.3 1.50.4 +10
19コスモス賞 62.7 47.8/35.7 1.50.5 ±0
18札幌2歳S 60.4 49.7/37.6 1.50.1 +10
18コスモス賞 60.6 49.6/37.6 1.50.2 +8
③:3勝クラス、②:2勝クラス
(誤差は大きい。あくまでも参考程度)


レースレベル

 レースレベルは及第点
 後半4Fは馬場的に優秀だと思うが、前半5Fがややスローだった恩恵あり。そしてラスト1Fが12秒9で「余力無し」と思われるレースラップだった。

 馬場を考慮すれば1着は前年(ドゥーラ)に比肩する内容。そのため「悪くない結果」というのが個人的な結論。

 2着以下はコスモス賞の平均より明らかに低い。


出走各馬 回顧

◎ ガイアメンテ ⇒6着
○ ウールデュボヌール ⇒9着
▲ トレミニョン ⇒5着
△ マーゴットソラーレ ⇒4着

◎ ガイアメンテ ⇒6着

・直接の敗因ではないかもしれないが、出遅れから道中で捲って直線は余力無し。実力以上に負けた印象。
・新馬戦は1分52秒4(馬場+12)でスロー瞬発戦だった。まず標準馬場の普通のレースでどれくらい走れるかを見たい。

○ ウールデュボヌール ⇒9着

・新馬戦のラスト2F(12.1-12.2)が優秀と思ったが不発。

▲ トレミニョン ⇒5着

・新馬戦のラスト2F(11.7-11.8)が優秀と思ったが不発。

△ マーゴットソラーレ ⇒4着

・新馬戦のラスト2F(12.2-12.1)が優秀と思ったが不発。

ギャンブルルーム ⇒3着

・馬場適性が敗因かもしれないが、素質馬ならばそれを乗り越えても不思議はないと思っているので、力不足の印象。

パワーホール ⇒2着

・新馬戦は1分51秒6(馬場-8)でスロー瞬発戦だった。馬場が重くなった中でタイムを詰める結果に。
・特に不利も無かったと思うので、今回の内容を見る限り力不足とせざるをえないのだが。

セットアップ ⇒1着

・勝った未勝利戦は1分48秒5(馬場-2)だった。前走内容で札幌2歳Sの連対レベルだった。個人的にはレース前にちゃんと調べなかったことを反省。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?