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2023 ベテルギウスステークス L 回顧

予想記事無し

レース条件

阪神 ダ1800m
3歳以上オープン
別定

コースレコード

サカラート 1分48秒5 2004年


馬場状態

天気: ダ:

2023/12/28(木) 阪神
 8R 1勝クラス ダ1400m
  1:25.1(35.2-37.3) 標準+0.4
 9R 2勝クラス ダ1800m
  1:53.5(36.5-39.4) 標準+1.7

 ダートはやや低速化
 1200m換算で+0.4秒くらい。

 9Rはハイペースで後半に止まり過ぎ。まともなペースならばもっと速い時計もありえた。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

ペース

 前半5F:61秒7ややハイペース

 「OPの平均ペース」と「重賞の平均ペース」の中間くらい。どちらかと言えば速い。
 ただそれゆえ(?)に中盤で緩むラップになった。
 800~1200m区間:12.5-13.2


ラスト4F ラップ

 瞬発戦で決着(13.2-12.2-12.5-12.5)

 ラスト4F→3Fでコンマ7秒の加速が入る。緩い流れゆえに3~4角で馬群が凝縮する展開。
 前有利かつ速い上りを要求される展開。


同距離レース 比較

      前半5F 後半4F/3F タイム 馬場
23ベテルギウS 61.7 50.4/37.2 1:52.1 +4
23三宮S    61.2 48.7/36.4 1:49.9 ±0
23アンタレスS 59.4 50.1/38.0 1:49.5 -6
22ベテルギウS 61.5 50.5/37.8 1:52.0 +8
22みやこS   61.7 49.9/37.4 1:51.6 +4
22太秦S    61.7 49.4/37.1 1:51.1 +4
22アンタレスS 61.1 49.4/37.1 1:50.5 ±0
21ベテルギウS 62.2 49.5/36.9 1:51.7 +4
21みやこS   62.1 48.7/36.8 1:50.8 +6
21太秦S    61.1 50.2/38.0 1:51.3 ±0
21アンタレスS 59.2 49.8/37.3 1:49.0 -6
20ベテルギウS 62.7 49.2/36.9 1:51.9 +6
20みやこS   60.5 49.4/37.4 1:49.9 ±0
20ジュライS  61.7 49.0/36.6 1:50.7 -6
20三宮S    60.4 49.1/36.7 1:49.5 -8
20アンタレスS 61.1 48.7/36.6 1:49.8 ±0
19ベテルギウS 62.9 48.8/36.1 1:51.7 +4
19アンタレスS 60.0 50.8/37.6 1:50.8 +4
18ベテルギウS 62.3 50.2/37.9 1:52.5 ±0
18アンタレスS 60.2 49.6/37.6 1:49.8 -10

▲:2023年ベテルギウスS

レースレベル

 レースレベルは低い
 この馬場での標準タイムは1分51秒7くらい。時計的に低調で、それでいて3~4角で溜め気味だったため後半3Fも地味。

 このコースで失速無しのラスト2Fでまとめたのは評価できるかもしれないが、本来はラスト2F目で11秒台になるべき展開だった。


出走各馬 回顧

ペプチドナイル ⇒1着

 59kgかつ番手からの競馬だったのでその点では強い競馬だが、レースラップは理想的。
 3~4角で溜め気味で持久戦と真逆の展開になったのが勝因。持久戦では脆いので展開次第になるが嵌れば重賞で通用してよい。
 

ハピ ⇒2着

 この展開で差されて負けるのは△。爪の不安で11月のみやこSを回避しており、今回は本調子ではなかったか。
 

ミッキーヌチバナ ⇒3着

 前提としてこの馬場で1分52秒4は及第点以下。
 この展開で4角での位置取りが一つ後ろになったのは厳しかった。今回は展開が少し特殊だったので、本当の試金石は次走。
 

ホウオウルーレット ⇒4着

 前有利展開を4角後方から詰めてきたので強い競馬。展開が嵌ればOPを勝ち切れる圏内と考えるべきか。
 

トウセツ ⇒5着

 3~4角で捲っていく形なので強い競馬と捉えるべきかもしれないが、緩いペースだったので好判断だった認識。
 勝った3勝クラスを見る限り素質はあると思っているが、昇級後は微妙な結果が続く。
 

キタノヴィジョン ⇒6着

 この馬としては珍しく前目の位置取りでの競馬。展開的には良かったと思うが直線での伸びが一息。
 今まで通り脚を溜めて末脚勝負の方が向くのかもしれない。
 

マリオロード ⇒7着

 スタートで躓く不利。実力以上に負けたのは確か。

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