2024 アメリカジョッキークラブカップ GII 回顧
予想記事無し
レース条件
中山 芝2200m
4歳以上オープン
別定
コースレコード
コスモバルク 2分10秒1 2004年
馬場状態
天気:曇 芝:不良
2024/1/21(日) 中山
9R 1勝クラス 芝1800m
1:52.1(36.0-37.8) 標準+2.9
12R 2勝クラス 芝1600m
1:36.3(35.4-36.9) 標準+1.4
芝は低速化
1200m換算で+1.0秒くらい。
9Rは3~4角での緩みが大きい。それがなければもう少し速いタイムもありえたか。12Rのタイムを重視。
内外の優劣については、直線は外伸び。
レース全体 回顧
ペース
前半5F:62秒2は平均ペース
前半7F:86秒7は平均ペース
緩くはないが、馬場を考慮すればちょうど平均ペースくらい。
ラスト4F ラップ
持続戦で決着(12.1-12.2-12.5-13.1)
ラスト2F→1Fでコンマ6秒の減速が入る。最後は持久力勝負。
同距離レース 比較
前半5F/7F 後半4F/3F タイム 馬場
24AJCC 62.2/86.7 49.9/37.8 2:16.6 +10
23オールカマ 61.1/85.0 47.0/35.5 2:12.0 -4
23AJCC 61.3/85.9 47.6/35.2 2:13.5 ±0
22オールカマ 61.1/85.2 47.5/35.6 2:12.7 +2
22AJCC 61.2/85.2 47.5/35.7 2:12.7 +6
21オールカマ 60.7/84.8 47.1/35.3 2:11.9 -6
21AJCC 63.3/88.0 49.9/37.9 2:17.9 +14
20オールカマ 64.3/88.4 47.1/35.2 2:15.5 +4
20AJCC 62.4/86.4 48.6/36.7 2:15.0 +12
19オールカマ 61.8/86.2 45.8/34.0 2:12.0 -10
19AJCC 62.2/87.4 46.3/34.6 2:13.7 ±0
18オールカマ 60.5/84.0 47.2/35.3 2:11.2 -10
18AJCC 61.3/85.5 47.8/36.0 2:13.3 ±0
17オールカマ 63.1/87.7 46.1/34.8 2:13.8 -8
17AJCC 59.6/83.7 48.2/36.3 2:11.9 +2
16オールカマ 59.9/84.3 47.6/35.4 2:11.9 -4
16AJCC 60.8/84.8 47.2/35.4 2:12.0 -4
レースレベル
レースレベルは低い?
この馬場での標準タイムは2分15秒3~4くらい。低速馬場を考慮しても低調なタイム。
ただ極悪馬場で本領発揮といかずの馬もいたと思うので酌量の余地がある。
ラスト2Fは12.5-13.1で止まり気味だが差しは決まらず。タフすぎる展開ゆえに差し不発&前が残るパターン。
出走各馬 回顧
チャックネイト ⇒1着
レースレベルはやや低調であり、その中で位置取りはちょうど良かったと思うので評価は及第点まで。
持久力勝負の方が向く。アルゼンチン共和国杯とは異なり、前目で粘り込む形に持ち込めたのが◎。
ボッケリーニ ⇒2着
チャックネイトと同様に評価は及第点まで。やはり調教で見せていた通り本調子では無かった可能性も。
クロミナンス ⇒3着
戦績的に高速馬場でこその馬であり、直線で内(伸びない?)を突く形になったのも厳しかった。
上記を考慮すれば及第点以上。
モリアーナ ⇒4着
このタフ展開の中、3~4角で位置を押し上げて最後も迫っているので強い競馬。最も評価できるのはこの馬になる。
マイネルウィルトス ⇒5着
そこまで無茶なペースだったとは思わないが直線で粘れず。単純に脚を溜める競馬の方が力を発揮できると捉えるべきか。
ラーグルフ ⇒8着
レース後コメントで「終始脚を取られていましたが、外へ出してからまた伸びていました。」
低速馬場で不発。良馬場での一変に期待したい。
カラテ ⇒10着
3~4角の時点で余力無し。
スタート直後の行き脚は良かったように見えるが、低速馬場の2200m戦なので「元気の良さ」がマイナスに働いた可能性も。
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