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2023 小倉日経オープン OP 回顧

レース条件

小倉 芝1800m
3歳以上オープン
別定

コースレコード

エスコーラ 1分43秒8 2021年


馬場状態

天気: 芝:

2023/8/27(日) 小倉
 8R 1勝クラス 芝2000m
  1.59.2(34.7-35.7) 標準-1.6
 9R 2勝クラス 芝1800m
  1.48.3(36.7-35.7) 標準+0.6

 芝はやや高速化
 1200m換算で-0.6秒くらい?。

 当日8Rを見る限り高速馬場。ただし芝の内側は傷み気味で、総合的に見てやや速い程度。


レース全体 回顧

ペース

 前半5F:57.1ハイペース
 ノルカソルカの単騎逃げだったが馬場を考慮してもオーバーペース。
 ただ後続を5馬身以上離しての逃げだった。後続馬にとってはハイペースではあるが、無茶なペースではない程度。


ラスト4F ラップ

 持続戦で決着(最大加速:0.3秒)。
 12秒3のラスト1Fを見る限り、ごりごりの持久戦と呼べる程ではない。


同距離レース 比較

      前半5F 後半4F/3F タイム 馬場
23小倉日経  57.1 48.8/36.4 1.45.9 -6
23小倉大賞典 60.3 49.4/37.0 1.49.7 +14
22小倉日経  57.6 47.9/36.1 1.45.5 -8
22中京記念  59.9 46.0/34.6 1.45.9 -8
22小倉大賞典 61.0 48.2/36.2 1.49.2 +10
21小倉日経  60.9 45.4/34.1 1.46.3 -10
21中京記念  59.9 46.3/34.7 1.46.2 -10
21小倉大賞典 58.0 47.5/35.9 1.45.5 -8
20小倉日経  59.3 46.8/35.0 1.46.1 -2
20小倉大賞典 60.3 48.0/35.9 1.48.3 +18
19小倉日経  58.9 47.5/35.8 1.46.4 ±0
19小倉大賞典 59.4 47.3/35.4 1.46.7 ±0
③:3勝クラス、②:2勝クラス
(誤差は大きい。あくまでも参考程度)


レースレベル

 レースレベルはやや低め
 この馬場&前半ペースならばもっと速いタイムになっても不思議はなかったと思うが、タイム的に及第点の結果。

 上位2頭が3着以下を離した結果になったが、そもそもまともに力を発揮できたのが上位の2頭だけだった印象。


出走各馬 回顧

◎ グラティアス ⇒3着
○ シュヴァリエローズ ⇒6着
▲ ノルカソルカ ⇒12着
△ タガノパッション ⇒4着

◎ グラティアス ⇒3着

36秒4の上り3Fで最後は止まっていた。まともに力を発揮できず。
・敗因は小回りコースではなくタフな展開。普通のペースのレースならば挽回あってよい。

○ シュヴァリエローズ ⇒6着

・関越S(3着)は重賞級だったと思うが、今回は真逆の展開で不発。

▲ ノルカソルカ ⇒12着

・マイペース逃げが決まったはずだがオーバーペースとなってしまい自爆。

△ タガノパッション ⇒4着

・可もなく不可もなしの内容。大きく崩れないのはこの馬の特徴かもしれない。

カントル ⇒1着

・瞬発戦の馬だと思っていたが持続戦で完勝。まずこの展開で崩れずに好走できたのはある程度評価できる。
・戦績的にピンかパーになっているが、先行して持続戦で粘りこむ方が向いている印象がある。
・少し派手な勝ち方だったが、その割にタイム的には強調できず。その点で次走で狙いづらい。

ワールドリバイバル ⇒2着

・前提として休み明けを考慮すれば十分すぎる内容だが、この馬にとってタフな展開はプラスだった。

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