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2023 京阪杯 GIII 予想

レース条件

京都 芝1200m
3歳以上オープン
別定

コースレコード

ヘニーハウンド 1分6秒7 2014年


馬場状態

天気予報

出典:気象庁ホームページ

前日

2023/11/25(土) 京都
 9R 2勝クラス 芝2400m
  2:24.8(35.6-35.8)
 12R 2勝クラス 芝1200m
  1:08.2(33.9-34.3) 標準-0.6

 前日時点で芝はやや高速化。
 1200m換算で-0.6秒くらい。

 9Rと12Rは揃って好タイム。京阪杯当日は快晴の予報なので高速馬場で確定的。
 ⇒1分7秒台前半の高速決着が予想される。

 12Rで直線の内を避ける競馬。内枠の利は相対的に下がっている。


レース傾向と考察

出典:netkeiba

 3角手前に坂があるゆえ前半がスローになりやすい。それに加えて直線は平坦。逃げ先行馬有利が基本。

 まず予想する上で鍵になるのは馬場状態
 標準以上に速い馬場ならば後傾戦(後半3F<前半3F)が頻発するレース条件。その場合は前が有利

      前半3F 後半3F タイム 馬場
23オパールS  33.6 34.5 1:08.1 -8
23鞍馬S    34.7 35.2 1:09.9 +12
20シルクロドS 33.9 35.1 1:09.0 +6
19京阪杯    34.2 34.6 1:08.8 ±0
19シルクロドS 33.3 35.0 1:08.3 ±0
18京阪杯    34.1 33.9 1:08.0 -6
18シルクロドS 34.0 34.3 1:08.3 +4
17京阪杯    34.3 34.5 1:08.8 +4
17シルクロドS 33.9 33.9 1:07.8 ±0
16シルクロドS 33.7 34.2 1:07.9 +6
15京阪杯    34.0 33.4 1:07.4 ±0
15シルクロドS 33.9 34.0 1:07.9 ±0
14京阪杯    34.7 33.6 1:08.3 +4
14シルクロドS 34.1 33.3 1:07.4 +6

 特に2018年&2015年&2014年の京阪杯は後傾戦ラップ。差し馬がノーチャンスと言える程では無いが前が有利であることは確か。

2018年京阪杯
2015年京阪杯
2014年京阪杯

 
 ただし上記の3年と今年で大きく異なるのは「今年は外伸び馬場」であること。傾向的には何とも言えない・・・。
 今年は差し馬が台頭しても不思議は無いはず。


展開予想

 逃げはグレイトゲイナーモズメイメイ
 テンの速さはモズメイメイ

 何が何でも行きたい馬はいなさそう。隊列がすんなり決まるならばスローペース寄りの可能性も。

 ⇒後傾戦ラップの前残り狙いに切り替えるべきか・・・。


出走各馬 評価

◎ トウシンマカオ
○ ルガル
▲ エイシンスポッター
△ シュバルツカイザー
△ ディヴィナシオン
消 キミワクイーン
消 グレイトゲイナー

◎ トウシンマカオ

 スワンS(9着)は一言で表すと距離が長かった。
 前年の阪神での京阪杯(1着)が優秀。GIを勝てる圏内だと思わせるレベルだった。
 高速馬場の方が力を発揮できる馬。外伸び馬場ならば外枠の不利も少し緩和されると思いたい。
 

○ ルガル

 スワンS(4着)は出遅れて内から差す競馬。重賞らしい締まった流れだったので後方待機がプラスに働いた可能性はあるが、不本意な形で好走できたことを評価すべきか。
 葵S(2着)が優秀。同コースの高速決着で結果を出しているのが◎。
 

▲ エイシンスポッター

 能力的には重賞で通用するレベル。CBC賞とセントラルSは前が止まらない展開。
 外差し馬場は絶好。条件的には良いはず。
 

△ シュバルツカイザー

 みちのくS(5着)の敗因は分からないが、キーンランドC(4着)は重賞級の内容だと思っている。この時は勝ち馬が強かった。
 前走からの挽回に期待。その下地はある。
  

△ ディヴィナシオン

 速い上りが武器の馬で高速馬場の方が力を発揮できる。前走は低速馬場で度外視。
 高速馬場&直線外伸びは条件的には絶好。後はスローペースの前残りを回避できれば。
 

消 キミワクイーン

 函館SS(1着)は低レベルなので基本は軽視。
 高速決着への適性もマイナス。
 

消 グレイトゲイナー

 どのくらい穴人気するのか予想しづらいが高速馬場はマイナス。高速決着への対応力は△。
 

ビッグシーザー

 オパールSは直線で前が壁で不発。力負けではない。
 葵S(3着)の内容的に古馬重賞で通用して不思議はないが、ルガルに差されて負けているのは重く見るべきか?。
 

シングザットソング

 オパールS(2着)は高速馬場の割にタイムが低調。この馬は差し遅れる展開なので及第点の評価。
 ここで一気に突き抜けるだけのポテンシャルはあるかもしれないが、ベストは1400mだと思うので評価を下げる。
 

スマートリアン

 スワンSは3~4角で不利。そこで戦意喪失してしまった。
 最後の脚は確実。内枠を理由に少し評価を下げるが侮れない存在。
 

モズメイメイ

 葵S(1着)はロケットスタートの恩恵はあったが、少なくとも標準以上のレベル。古馬重賞で通用しても不思議はない。
 近走はハナを奪えていない。今回はメンバー的に十分狙えるはず。
 

トゥラヴェスーラ

 北九州記念(6着)とCBC賞(4着)は共に超高速馬場の高速決着。この年齢なのでもっと持久戦寄りの方が良いはず。それを考慮すれば及第点以上
 今回は高速馬場の可能性大。高速決着への対応力は△の認識。
 

まとめ

・能力上位の◎トウシンマカオ○ルガル
外伸び馬場なので▲エイシンスポッター、△ディヴィナシオン
前走からの挽回を期待して△シュバルツカイザー

 これでシンプルにスロー前残りで決まったら悔しい。


追記

(当日馬場を見て変更があれば)


出走馬 参考レース

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