2024 日経新春杯 GII 回顧
予想記事無し
レース条件
京都 芝2400m
4歳以上オープン
ハンデ
コースレコード
サンエムエックス 2分22秒6 2000年
馬場状態
天気:晴 芝:良
2024/1/14(日) 京都
9R 2勝クラス 芝1800m
1:47.0(35.4-34.8) 標準-0.4
12R 2勝クラス 芝1400m
1:21.5(34.6-35.3) 標準+0.3
芝は標準の域
1200m換算で±0秒くらい。
9Rのタイムと上りを見るに遅くはない馬場だが、12Rの結果を加味すればほぼ標準馬場(年平均)だったと思われる。
内外の優劣については、顕著な傾向は無し。
レース全体 回顧
ペース
前半5F:58秒3はハイペース
前半8F:95秒4はハイペース。
5F:61秒、8F:98秒くらいが平均ペース。
1000~1600m区間で緩んだとはいえ8Fが95秒4は速い。
ラスト4F ラップ
持続戦で決着(11.9-12.1-12.0-12.3)
持久戦寄りの展開で、差し馬も脚が溜まらなかったか。
同距離レース 比較
前半5F/8F 後半4F/3F タイム 馬場
24日経新春杯 58.3/95.4 48.3/36.4 2:23.7 ±0
23京都大賞典 61.6/97.8 47.5/35.9 2:25.3 +4
20京都大賞典 60.4/98.4 47.2/35.0 2:25.6 +8
20日経新春杯 61.6/99.4 47.5/35.3 2:26.9 +10
19京都大賞典 59.7/96.6 46.9/35.2 2:23.5 -4
19日経新春杯 58.3/96.6 49.6/37.7 2:26.2 +10
18京都大賞典 61.2/98.3 47.1/35.1 2:25.4 -4
18日経新春杯 62.0/99.4 46.9/34.6 2:26.3 ±0
17京都大賞典 59.9/96.9 46.1/34.4 2:23.0 -6
17日経新春杯 60.2/97.3 48.4/36.4 2:25.7 +4
16京都大賞典 62.0/99.9 45.6/33.7 2:25.5 -8
16日経新春杯 62.0/99.2 46.7/35.1 2:25.9 -4
15京都大賞典 60.5/98.7 44.9/33.0 2:23.6 -10
15日経新春杯 60.5/98.1 46.7/34.4 2:24.8 ±0
レースレベル
レースレベルは高い。
この馬場での標準タイムは2分25秒0くらい。少なくとも及第点以上だとは思うが、前半ハイペースゆえの好時計とも捉えられる。
48秒3の後半4Fだが、この馬場でこのタイムならば評価を落とす材料にはならない。
持久戦寄りのレース展開で差し馬も脚が溜まらず。
出走各馬 回顧
ブローザホーン ⇒1着
タフ展開がプラスに働いた分だけ評価を上げづらいが、それでもこの馬場で2分23秒7は優秀。宝塚記念で期待したい。
サヴォーナ ⇒2着
前提として持久力勝負になったのはプラス。ゲートで出遅れたが1角までの直線が長かったためリカバリーできた。
前半にあの位置の4番手だった中で好勝負に持ち込んでいるのは◎。ただ出遅れ癖があるので1角までが短いコースでは要注意。
サトノグランツ ⇒3着
調教内容的に状態が万全ではなかったはず。このタフ展開で57.5kgだったのを考慮すれば十分好内容。
まだ上昇の余地を残すはずなので、次走への期待は大きい。
ハーツコンチェルト ⇒4着
レース後コメントで「最近はズブさを見せているので早めに勝負にいきました。」
末脚に懸ける競馬の印象が強いが今回は違った。そこをどう見るか次第になるが、上位3頭に比べて少し落ちるか。
カレンルシェルブル ⇒5着
前が止まる展開なので評価はしづらい。
レッドバリエンテ ⇒6着
この馬らしい瞬発力を発揮できない展開だったので、その点で見直しは可能。大きく崩れなかっただけで十分と捉えるべきか。
リビアングラス ⇒8着
レース後コメントで「ずっとスムーズさを欠いたなかでの競馬になってしまい、馬に申し訳なかったです。」
直線で余力無し。力負けではないが、菊花賞の内容を考えれば強調はできない。
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