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5感と記憶

昨日はメンバーの鮭やんが僕の曲を使ってbootlegとか言うことをした音源を発表した。
未だにbootlegって何かわかってないけど、もはや何が使われているのかわからないレベルで別物になってて、これが1つも楽器を自分で入れていないというのだから驚きである。

自分がやったこと無いことに対して、すごいだの良いだの悪いだのと言うことは言及しない主義ではあるが、素直にすごいと思う。
何がすごいって、僕のあの曲を聴いてどの着想点からああなるのか?がわからないからすごいのである。

彼と僕とは見えてる世界が違うのだ。というのを創作物からわかる貴重な作品なんじゃなかろうか?知らんけども。

僕はあの曲を、何とか気になるあの子と遊ぶための口実としてなんとかして観光地に誘う様を表現したつもりだったが、彼はこの曲から夜のドライブを思い浮かべたみたいだ。

これは作者からすると割りと面白い。

ずっと誘えてなかったんは君に似合う準備してただけなんよ?
というのを海辺のホテルの閑散期に例えた曲で、きっとここが君との思い出の場所になるんや!と意気込むあわれな男を歌った曲である。

しかし彼にとってのサンタコスタのホテルは夜のドライブみたいだ。しらんけど。

インスタとかの写真って人によっては、あーこいつの目にはここが素敵に映るんやな。とかその人の目に映る光景を見ることを擬似的にできておもろいよね。それを音楽で感じた気がした。

それと、彼とは学生時代からの付き合いでなんやかんや6年位の付き合いなので、なまじ性格なりが多少わかるため、毎日しょうもないだじゃれを連発するのを見ては『今日はいいことでもあったかな』とか『あーこれは何か承認欲求でも満たしたくなったか?』だなんて変に勘ぐってしまったりしていたが、ただ数打っていただけだった。そんな彼が僕の曲から感じ取った何かを表現した何かを聴くと『あー秋やね』と趣を感じずにはいられないのである。秋やね。

さて、ここまではオープニングactである。

ここからが本番。

今日はTOEICを受けに心斎橋にきた。

心斎橋ってどこやねん?と思うと思うが、道頓堀とかアメ村とか呼ばれる場所らへんである。

せっかく心斎橋きたし何か食べてくか。と思いぶらぶらしていたが、気分はゆっくりしたい。というのと、せっかく来たからここにしかないものを。という塩梅をどうとるかでせめぎあっていた。

目についた二郎系は『あの頃みたいに食べれる気がしないし、そもそも落ち着いて食べれん』ので却下。
はなまるうどんはうどんは家で食べれるから却下。

結果一風堂に入ることとなる。
チェーン店だからか、博多は替え玉があるからか、あまり急かされながら食べる場所でないというイメージがあった。

博多ラーメンを食べながらふと6年前位のことを思い出した。

地元の博多ラーメン屋である。そこは替え玉2玉まで無料で、家からチャリで行けるし、バイト先からもチャリですぐ行けるところだった。

そんな回数は行ってないけど、そのときの記憶というか光景がフラッシュバックしてきた。

あれは当時バイト先がたまたま同じになった中学の同級生とバイト終わりに食べに行ったときだ。

僕はミスドでバイトをしていた。選んだ理由は楽そうだから。思ったより楽ではなかったが、 、

特に何も知らずに面接を受けに行ったら中学の時に仲良かったやつがバイトしてて驚いた、という何かと縁のあるやつだ。
彼女は小学は違うが、記憶にないくらいの幼少期遊んでた時期があったらしい。母が中学上がる前くらいにやたら話していた。
それと、同じスイミングスクールに通っており、曜日は違うから会ったことはないが、毎月行われる自由形のタイムレース的なので常に上位だったので名前を良く見てはあーあの人がね。だなんて思っていた。
僕も有り難いことに、いつもランキング上位だったのであっちも同じことを思ってたのだろうか。

そんな名前と幼少期の写真しか知らない彼女とは中学1年で同じクラスになり、大会前だけ兼部で開かれる陸上部で一緒だったので割とすぐ仲良くなれた記憶があり、なんだかんだ高校入ってからも疎遠というほど疎遠にもならない距離感だった気がする。

それがバイト先まで同じなのだからびっくりである。
母もあんたたちやたらと縁があるねーだなんていってた気がする。

そんな数少ないバイト先で仲のよい人なので、多分バイト終わりにご飯でも行こうとなったのだろう。
ドーナツ屋のバイトのあとに博多ラーメンを選んだ僕はポンコツだなぁ。何て思うが。

今思えば女性と二人でご飯に行けている自分はやるやんけ~なんて思ったりするが、昔から友達の奴ってのは大きくなってもその時のままでいるから特に女性として意識してなかったんだろう。失礼ではあるが、、

男女問わずだが、ここまで縁があったり、大学在学中まで付き合いがあったような友人も今となっては何をしているかわからない。

特に異性は彼氏がいるかもわからんし、変に連絡取ると迷惑やろしなぁーなんて思ってたまには飯でも行きたいと思う人でも誘いづらくなってしまった気がする。
同性も自分の知らない居場所があり、そこにひょこっと現れるのもなーなんておもいながら年々連絡が取りづらくなってしまった人が増えた。

と博多ラーメンを口にしただけで思い更けられる僕はすごい気がするが、皆なにしてるんだろうか?

こういう時に、SNSを正しく使うべきなのだろう。
インスタのストーリーにコメントを送るのはdmだから、連絡すればいいだけなのであるが。

こないだ毎日オムライス作ってるストーリーあげてたら、高校の同級生からdmがきて『オムライス屋にでもなるん?』と言われた。

あーこれよ。これがSNSの正しい使い方。
と思いながら『会社潰れたときのためにスキルつけてんねん。』と言って『リスクヘッジww』だなんてしょうもないやり取りをしてあーこれが正しいSNSの使い方。
だなんて思いながら、オムライスを作ってる様子をたんたんとあげるのも悪くねぇな。と思いながら替え玉を頼むのであった。

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