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ハイパーシャイガール

私はめちゃくちゃシャイです。ええ?そうでもなくない?って思う方もいるかもしれません。数年かけて話す練習をして、今では初対面の方とも楽しくお話できるようになってきてるからでしょうか。
でも今でも誰かとお話する前はこっそり深呼吸をして心の準備をしたり、時々マスクの下で「よし」って呟いてからお声かけしたりしてます。その点、マスクというのはいろんな心の準備を隠してくれるので安心材料の一つとなってます。

高2くらいまでは、話したことのない方や初めて会った方ともお話してみたいって気持ちでいっぱいなのにチキンすぎてチラ見が限界、結果的に話せずじまいということもよくありました。あちらから話しかけてきてくださった時にはお返事しながらも髪をいじりまくったり謎に袖をまくって下ろしてを繰り返したり。ああ、癖出てるなーって自分でも気付いてるけどそれを止めると言葉も止まっちゃうやつ。今でもその癖は相変わらずですが、話しかける前のドキドキよりも話している時のワクワクが大きくなってきて、以前よりは積極的にお話できるようになりました。

今まで初対面の方とお話して悪かったことなんて一度もないし、思いがけず共通の知り合いがいることが分かったり住んでいる場所が近くだと判明したりして楽しい驚きがたくさんあることも知っています。でも話す前は毎回ちょっぴり鼓動が速くなっちゃう、、笑 それは今でも変わりません。
前の記事でもお話したように小さい頃ほとんど言葉を発しない子供だったのでお話できるだけでも私としてはすごい成長なのかもだけど。色んな方と目があったらすぐに話しかけるっていうのがずっと苦手なのはめちゃめちゃ悔しいです。知り合いと話すときはやけに饒舌なのに、初対面の方がたくさんいる飲み会などでは誰とも目が合わないように俯いてたりスマホをいじってたりしてて、周りから見たらめちゃくちゃ感じの悪い人になっちゃってることもあったと思います…。
こんな私ですが、今は周りの人たちにたくさんの素晴らしい人を紹介してもらいながら少しずつ人との繋がりを広げることができていてとても嬉しいです。いつもありがとうございます。

そして最近分かったことなのですが、私はどうやら楽器を手にしているとハイパーシャイがただのシャイくらいまで軽減するようです。写真を撮るときとかも、舞ちゃんは楽器を持ってたほうが表情が何倍も自然だねって言われることが何度もありました。私にとってバイオリンは自分の一部のような存在になっていて、持っていない時は何かが欠けているような感じがします。それは身体的にもそうで、いつも左肩に楽器をかけているからか楽器を持たずに出かけると左半身が妙に軽く感じてたまに右側によろけたりします。楽器を持ってる時の安心感がたまらなくて、楽器がいらない用事にでも敢えて持参したりするレベル。

バイオリンは私の心の一部であり、身体の一部でもあり、人生のほぼ全部であり。いつのまにやらそのくらい大きくて大事なものになっているということを最近改めて感じています。コロナのこともあって音楽家として本当に食っていけるのかとかこの先ほんとに続けていけるのかっていろいろ考えたけれど、仕事としてであれ趣味としてであれなんでもいいからとにかくバイオリンは続けていたい!
でもバイオリンが全力で好きだからこそ、自分からバイオリンを取ったら影も形も残らないような人にならないように、いろんな覚悟も知識も今から備えておきたいとも思っていて…ってあれ?私はシャイですって話からバイオリンに対する気持ち語りに変わっちゃってる…!?

はい…もう夜中に文章を書くのはやめにします。今日一日を振り返ったりしてるうちにいろんな思いがやってきては混ざり合って、マーブル模様になっていって。夜というのは本当に不思議な時間です。
最後まで読んでくださってありがとうございました。おやすみなさい🌙

大谷舞🎻


今までサポートしてくださった方、そして毎記事にしてくださってる方も…!本当にありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️ 演奏や作品でお返しできるように、もっともっと成長したいと思います。