スピ嫌い・スピアレルギーの原因 / 引き寄せがすべてじゃない / 私自身のこと / これからの世
今回は「ワンネス」とか「今ここ」とか、スピ系の単語ひとつでギャーってアレルギー症状を起こす人が、なんでそうなるのかを「共感もまじえて」まとめてみました。
⬆︎こちらの投稿でも触れてますが、スピにおいて「想念がすべて」ってなんつーか、もはや常識レベルの概念じゃないっすか。
私自身も6年前にまとめた「愛の定義マガジン」の中で「すべては自己から発信される周波数の共鳴・共振の結果である」と書いてますし、その考えは2011年頃に芽生えたので、もう10年以上この思考と付き合ってるわけですが。
「しかし」ですよ・・・!!
やっぱモヤモヤは残ってます。
「内面=外界」が宇宙・銀河・すべての仕組み・存在の本質なのはわかってるんです。とはいえ「この地球という特殊ステージにおいては例外が適用されてね??」とも思うんですよ。ぶっちゃけ・・・。
そんなやつ居なくない??
って正直思いませんか。
餓死まで極端じゃなくても、この世界の搾取構造、ワープア、疲労と貧困から発生する様々な問題すべて、ぜ〜んぶ「アンタの望んでることやで、お望み通りやで♪」って流石に無理がありませんかね。
過剰な自己責任論も目を曇らせる
「この世の中はおかしい、根本的な仕組みが間違ってる、生きていくのが辛い、もっと楽に幸せになりたい」って想い自体は、殆どの人が持ってますよね。
でも、そうした集合意識のジレンマが世の中を変えてるかというと、泥沼化しかしてないじゃないですか。
それでも「支配層という存在は幻想」「被害者意識はダメ」「不満があるのに強くNOと言えないのが悪い・それはYESと同じ」「つまりアナタの望み通りでしょ」「霊的に自立しなさい」って・・・いや、そりゃ違くないかって思うんですよ。
言ってること、アタマではわかります。でも一個のロジック(引き寄せ)を全てに適用させようとして、適用できない物事の方を、無理やりロジックに収めようと捻じ曲げてる感ありませんか??
こうした、現実を無視した正論ふりかざしが「強烈なスピ嫌い・スピアレルギー」を生む原因になってると思うんですよね・・・。
外的なチカラは「ある」
例えば、政治への不満を口にした時「その政治家を選挙で選んだのは庶民だろうが」という意見が必ず出ますよね。集合意識が望んだ結果だと。
私自身は毎回投票をしていますが、ぶっちゃけ選挙=庶民の総意にはなってないと思います。投票した人が当選することはまずありませんし、いつも「この人だけは当選してくれるな」という人が当選します。投票なんて出来レースで意味ないって気もしています(それでも投票しますけど)
毎回書き換え、すり替えが行われているだろうし(トランプが顕著な例)、個人票よりも息のかかった組織票が圧倒的多数なのだから、そんな「八百長に近い結果」で正当化するのは無理があるだろと。
明らかに地球(この世)は、悪意に満ちた「外的な思念」で押さえつけられてる。それは宇宙目線でいう「ミクロコスモス=マクロコスモス」とは別視点の話しだと思うんです。それはそれ、これはこれ。
いくら言い張ってもやっぱり無力
「想念がすべて!!あなたは最強の存在なんですよ!!思い出して!!」
みたいなチャネリングメッセージ、よくあるじゃないですか。
はっきり言います。地球人は無力です。
いくらハイヤーセルフは無敵で神の側面だとしても、今はやっぱり無力にさせられてる。させられ過ぎている。
もはや「どろろの百鬼丸」と同じ状態なんですよ。霊的な百鬼丸。
我々は身体こそありますが、想念の能力は殆ど封印されている状態です。
そんな状態で生まれてくる上、ウソばかり吹き込まれ、いつも他者と比較されては脅かされ、毒入りの食べ物ばかり与えられ、辛い思いをいっぱいしてきて・・・みんな身体も魂もボロボロなんです。
理想的に生きていくどころか、死なないだけで精一杯になるのも無理ない。
そんなこと誰も望んでいないのに。
「想念がすべて」というなら、この苦しみに満ちた現実が「異常事態」でなくて何なのでしょうか?? ハイヤーセルフはドマゾなのか??
これは本当に「自分や集合意識が望んだ現実」なのでしょうか??
私は到底納得できません。
助けてくれと叫んでいいよ
こんな「無間地獄のような人間牧場」に嫌気がさすのは当たり前です。
「地球は魂の訓練所」とよく言われますが、このゲームは《詰んで》ます。訓練を超えて「壮絶なイジメ・拷問施設」に成り果てているのです。魂を虐待するだけのクソゲーですよ。
「助けてくれ」と叫ぶことくらい許せ。
それすら「甘えだ」「魂のレベルが低い」「そんなことだから」と眉をひそめることの、どこが愛??高い波動??
もちろん、叫んだところで本当に助けがくるかはわかりません。しかし「想念がすべて」というならば、彼らの「心からのSOS」は具現化するでしょうし、それを止める権利などありはしません。
なんでも自己責任で抱え込む・抱えさせることが自立じゃないでしょう。
今、ある程度ラクに生きてる人は恵まれている人です。私もそうです。自分が恵まれていることを棚上げして、よりキツイ状態で苦しんでいる他者を「単なる努力不足」「弱虫だから」で片付けていいんでしょうか??
甘え、弱さ、カルマ、ズル、妄想、現実逃避、自立できない・・・そうした物言いで「悲鳴をあげる人を冷たくあしらうスピ」が、強い拒絶、失望、怒りを買うのは、ある意味当たり前の反応ともいえます。
私自身のこと
私は生まれつき反抗的でガンコな子供でしたが、2011年からは特に「本音・本心にそった選択」をしてきました。そして、実際に今とてもうまくいっていて、幸せに暮らしています。
だから「引き寄せ」自体がウソだとは思いませんし、それは普遍的な物理法則として、確かに「ある」と思います。
とはいえ、地球内の現実が100%ピュアな引き寄せ・自己認識だけで成り立ってるのか・・・と聞かれたら「違う」とも思います。
このバランス感覚が非常に難しいところなんですけどね…。常に自己認識をも疑う姿勢をもっとかないと、盛大な勘違いの末に「スピアレルゲンをばら撒く人」になって、愛どころか分断を招く要因になりかねませんから。
こういう話しって、白黒ハッキリしないし、中途半端だし、言い切り型じゃないから、あんま需要ないってわかってるんですけどね。
今までの世、これからの世
2021年までは「悪意に満ちた思念」に「想念が押し潰される世界」でしたが、2022年を境界線として、2023年から「本当の想念の世」になっていく気配は確かにあるんですよね。
エセプァンデミック騒動のはじまった2020年から、世の中が今までにない大変動をしているのは事実ですので、希望を捨てずに生きていきましょう。
どのような自分でありたいか、どのような世界で、どう生きていきたいか。そのイメージは、今時点でしっかり定めておく必要があります。
先ほど「半分はままならない現実」と書きましたが、「現実の半分は思い通りになる」ともいえますので、なんとか半分だけのチカラでも「悪意の思念」をひっくり返せたらいいですね。
自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します