第239話 映画『えんとつ町のプペル』を、僕なりに全力(超微力)応援する記事-その⑦【絵本】
西野さんは、25歳のときに、・・・今から15年前に、『TVに軸足を置くことを辞める』と、決めました。
そして、あらためて誓ったのです。
「エンタメで世界を獲る」と。
「ディズニーを倒す」と。
しかし、具体的に何をするかが決まらずに、鬱々としていたときに、タモリさんから、「おまえ、絵を描け」と言われます。
その日、『絵本作家 にしのあきひろ』が生まれました。
◆にしのあきひろの絵本
◇Dr.インクの星空キネマ(2009年1月26日発売、幻冬舎)
※処女作
◇ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス(2010年11月11日発売、幻冬舎)
◇オルゴールワールド(原案:タモリ、2012年11月9日発売、幻冬舎)
デビュー作の、【Dr.インクの星空キネマ】が世に出るまで、約5年の月日が流れました。
絵をご覧いただくと、その個性に圧倒されます。もの凄い書き込み量です。
西野さんは、「0.03ミリの黒ボールペン1本のみで描く」と、決めたのでした。
そのように、【制限】することで、個性が生まれ、工夫が生まれるのだと、西野さんは言います。
黒のボールペンのみで、なんとかして「色を表現する」という、努力と工夫と試行錯誤は、【にしのあきひろ】が、世界で、唯一無二の存在なのかもしれません。
この作品力があったので、ギャラリーオーナーの心を動かし、ニューヨークでの個展も実現したのです。
「クリエイターは、やることを決めるのではなく、やらないことを決めるとイイよ~」と、西野さんは、良くいいます。
そして、以降の作品は【分業制】で作ることとなりました。これも、西野さんならではの、新たな発想です。
色のある、絵本です。
◇えんとつ町のプペル(2016年10月21日発売、幻冬舎)
◇ほんやのポンチョ(2018年12月16日発売、幻冬舎)
◇チックタック 約束の時計台(2019年4月18日発売、幻冬舎)
◆映画『えんとつ町のプペル』
そして、いよいよ、12月25日に、映画『えんとつ町のプペル』が公開されます。
勘違いされる方が多いと思います。
絵本、『えんとつ町のプペル』の、映画版の公開、・・・ではないのです。
西野さんは、9年前に、映画、映画です。映画『えんとつ町のプペル』のストーリーを書きあげます。
しかし、「まだ、誰も知らない『映画えんとつ町のプペル』を完成させ、上映したとしても、誰も映画館に足を運ぶハズがない」と、西野さんは考えたのです。
そこで、全7章くらいのストーリーから、2~3章だけを切り取って、絵本としたのです。
西野さんは、自身のサロンメンバーに声をかけ、分業制で、あの素晴らしいクオリティーの、絵本『えんとつ町のプペル』を完成させました。
絵本の完成までに、数千万円の費用がかかったといいます。
そして、あの手この手で、その絵本を届けています。
絵本『えんとつ町のプペル』は、映画『えんとつ町のプペル』の、いわば、チラシなのです。
数千万かけて作った、おそろしいクオリティーのチラシです。
◆ブルーノ九年
映画での、真の主人公が、絵本には出ていません。
絵本での主人公の、ルビッチくんのお父さん。名前は、ブルーノ。
このブルーノが、この物語では、真の主人公なのです。
僕は、座右の銘に、こう加えました。
「桃栗三年ブルーノ九年」
物語りを書きあげ、その真の主人公が世に出るまで、なんと9年です。
本気で、世に届けようと思ったら、クリエイターは、この努力を怠ってはならない。
そう、自分を戒め、そして鼓舞するための、座右の銘です。
◆つながっている
なんと、すべてがつながっているのです。
先に紹介した、『にしのあきひろ』の絵本は、すべての絵本がつながっているのです。
ストーリーに、関連が、あるのです。
こちらの、片コンハンナさん ↓ の解説が、めっちゃ分かりやすいです。(この動画は『後編』もありますよ~^^)
西野さんは、「ぼく、いろんな作家さんの作品をみてきて、若いころの尖った作品がスキで・・・」といいます。
「だから、もう、ストーリーは全部、先に作った」
「自分も老いるから、それはそれで熟成されてイイのかもしれないけれども・・・」
「でも僕は、若い僕のストーリーで勝負する」
「もう、ストーリーは全部、完成している」
※引用:じょーじの記憶
そして今、絵本『みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~(仮)』が作成中です。
(予約できます^^)↓
すごくないですか?
「ぜんぶ、つながっている・・・」
僕は、それを知ったとき、衝撃を受けました。
~~~ 応援記事、その⑦【絵本】終了 ~~~
◆僕の応援の概要
僕は、西野さんの応援がしたい。
今、西野さんは、この映画の公開に全力投球している。
そして、西野さんのファンや、絵本『えんとつ町のプペル』のファンには、僕は、なにもする必要はない。だって、絶対に映画を観に行くから。
西野さんのファン以外。絵本『えんとつ町のプペル』を知らない人。ほっといたら、映画『えんとつ町のプペル』を観に、映画館へ行かない人。
僕は、ここへアプローチする。
知らない方へ向けて、この記事を書く。1人でもイイから、映画館に行く人を増やす。僕のnoteの記事で。
◆記事を書く上でのルール
①週2記事:火曜日、木曜日に投稿する。
②全15記事:映画公開日12月25日の、前日24日が最終記事となる。
③無料マガジンとしてまとめる。
④長文記事NG
⑤正確な情報提供という意識を捨てて、僕の記憶と感情を書く。
⑥リンクを解禁:正確な情報は、リンク先で得ていただく。
⑦西野さんの記事、言葉は、最小限にする。
⑧1記事完結
⑨いつもの〆を封印
⑩このルールを絶対とはしない
◆映画公式サイトのリンク
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