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誇張でなく、本当にソックリだったのだ
範馬勇次郎 をご存じだろうか。
範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)は、板垣恵介氏の漫画『グラップラー刃牙』シリーズに登場する架空の人物。
プロフィール
年齢:36歳 - 38歳
身長:推定190cm
体重:推定120kg
概要
「地上最強の生物」「オーガ(鬼)」「巨凶」など数々の称号を持つ。
悪魔的と例えられる風貌で、ライオンの鬣のような怒髪をオールバックにしている。
人物像
巨大な北極熊を素手で屠り、複数の軍隊をも単身で壊滅させてしまう圧倒的な戦闘能力を持つ。
地上最強の生物なのだ。
「生物」だから、人間の中で最強なのではなく、熊もライオンも虎も、鮫もシャチも、ゾウもカバも、武井壮も含めて最強なのだ。
そのとき僕は、ノートパソコンでnoteの記事を書いていた。
そして、もう、出かける時間だったのだ。
まずは、名古屋の栄に行く。
個展に行く。妻のゆかりちゃんを誘ったのは僕だ。
その後、金山駅に移動。
夜は、日本特殊陶業市民会館で劇団四季のミュージカル『コーラスライン』が行われる。
ゆかりちゃんは、劇団四季の大ファンだ。
しかも、今回の『コーラスライン』は、僕が観たいと提案した演目だった。
夜、ミュージカルを観終えたなら、たぶん外食をする。
帰宅してからnoteの記事を投稿するのは辛い。
僕は、どうしても出かける前に投稿を済ませたかった。
不穏な空気が漂った。
獣体臭だ。
まずい……。
「いつまでパソコンのキーボードを叩いているのよ!」と、今にも、ゆかりちゃんが言いそうだ。
しかし、あと2~3分で終わる。
もうすぐ投稿のエンターキーを叩ける。
そんなタイミングで、ゆかりちゃんが僕に話しかけた。
「じょ…」「今は、話しかけないで。もうすぐ終わる。話しかけたら、かえって出かけるの遅くなるからさ」
僕は、ゆかりちゃんの発言を遮り、ノートパソコンから視線を逸らさず言った。
「す~~~」
と、息を吸う音が聞こえた。
うわ、やばい。喚くのか? 怒鳴るのか?
……ん? 何も言わない。
まさか、ゴルフクラブで殴られるとかはないと思うが…。
無言が怖くなり、僕はゆかりちゃんの方に顔を向けた。
範馬勇次郎がいた。
![](https://assets.st-note.com/img/1718357205686-I4UByQ92vA.png?width=800)
なぜオマエが?
よ~く見たら、ゆかりちゃんだった。
僕は、ゆかりちゃんが大好きなのだ。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1520話です
※この記事は、過去記事の書き直しです
PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。
読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。
人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。(僕の主観です)
そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。(僕の感想です)
「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。
女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。
ご一読いただけたら幸いです。
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