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「私、時差のある女やから…」

小玉くんは僕の友人です。

小玉くんが、奥さんと娘さんと家族旅行で名古屋に来たときには、
「一緒に飲みましょう!」と、僕たち夫婦に声を掛けてくれます。

その小玉くんと、僕と、ゆかりちゃんと、3人で会話をしたことがあります。3年半前の、8月28日です。

LINE(文章)での会話でした。

小玉 「今、じょーじさんのnoteを読んでいます」
ゆかり「私のアホがバレる~。読まんといて~」
じょーじ「わはは」

小玉 「飲みながら読んでます。飲みつぶれるまで読みます😁」
ゆかり「小玉さんと、小玉さんの奥さんって、
    一発で、私を『天然』って見抜いたよね?
    なんで分かったの?」


小玉 「見抜くまでもないじゃないですか~😅」
ゆかり「私、これでも係長なんです!」
じょーじ「にゃはは(役職と天然は関係ないと思うなぁ)」

ゆかり「ん? 見抜くまでもない?
    もしかして私って、しゃべらん方がイイってこと?」

じょーじ「しゃべらんでもバレる」
ゆかり「あんたは黙っといて!
    小玉さん、なんでバレるんやろ?」


小玉 「あきらめてください。天然 イコール 愛が深い人。
    これは隠しきれないっす」
ゆかり「うれしい!」
じょーじ「意味が分からない」

ゆかり「もう! あんたは黙っとき! 私も意味は分からないわよ」
小玉 「分からんのか~~~いっ!」

ゆかり「私、時差のある女やから」
じょーじ「そのセリフでドヤ顔?」
小玉 「ゆかりさん、最強すぎます🤣」

これが、LINEに残っていた文章です。

🦖 🦖 🦖


「ねえ。私、しゃべらんとイイ女なの?」

小玉くんとのlineが終わって、ゆかりちゃんが改めて僕に聞いてきました。

「私、若いころ、
『しゃべらんとイイ女なんだけどなぁ』
 って、ホント良く言われたのよぉ~」

「ああ、気になってるのね」


「マジで、何回も言われたの」

「親しみやすい、っていう意味だと思うよ~」


「しゃべったらアカンのか!って思って、メッチャ腹が立った!」

「あちゃ~、怒っちゃったんだ~。
 男子が女子に、そう言ったときは、褒め言葉の意味もあるんだよねぇ」


「ふん! なんで褒め言葉なの? んなことあるか!」

「『口説かれた』とか『告白された』とか、
 そんなふうに、深刻にはならないように気をつけて、
 でも、『可愛いと思っている』とか、
 『イイ女だと思っている』っていう本音を、
 遠回しでもイイから、ちょっと伝えたいものなんだよ、
 男子ってヤツは・・・」


この説明を、
ゆかりちゃんは、全く、聞いちゃいませんでした。


僕は、ゆかりちゃんが大好きです。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1391話です
※この記事は、過去記事の書き直しです


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