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morikoharu
北大西洋と田沢湖、どっちが冷たいのかなぁ? あ、水だから冬ならほぼ同じか…
テレビを観ながら、妻のゆかりちゃんが言いました。
「田沢湖って、日本一深い湖なんだって~。知ってた~?」
「へ~、そうなんだぁ~。日本一深いって、いや、知らなかったわ~」と、僕は答えました。
「こんな広くて深い湖じゃ、沈んだら見つけられないね・・・」
「ん?」
「・・・ってことは、完全犯罪ができるね~」
「おお? ほ~~~」
ゆかりちゃんは、推理小説が好きだから、時にこんなことを言ったりするのです。
何か、完全犯罪のトリックでも思いついたのでしょうか。
「何を繋げるかだなぁ」
「ん?」
「だって浮かんできちゃうじゃん」
「ほお~」
「じょーじは、殺さんよ。
なんでか分かる?」
「なんで?」
ここまで実話です。(ここからも実話です)
僕のnoteは常に実話です。(小説など作品はフィクションです)
さて、
この後ゆかりちゃんは、何と言ったのでしょうか?
ヒントです。
A.「愛しているから」
B.「メリットがないから」
C.「自分で考えやぁ~」
どれでしょうか?
正解は、
Bです!
「アンタを殺しても、なんのメリットもないから」
でした。
ん?
メリットがあるなら、僕は田沢湖の湖底ですか?
そのときは、僕、覚悟を決めます。
湖に落とされたあと、僕は、ジャック(レオナルド・ディカプリオ)のように落ちてゆくことでしょう。
ゆかりちゃんのために死ねるなら、ある意味、本望ですよ。
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1177話です
※この記事は、過去記事の書き直しです
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