第231話 今日は珍しく、【写真】が多い記事になる


僕は、一輪挿しがスキだ。

これは、感覚的なことなのだが、むりやり言語化すると、一輪挿しは『上品』に感じるのだ。

儚げにも、感じる。

『上品』も『儚げ』も共に、僕には無いものだ。僕は、下品だとは思わないが、かなりガサツな人間だと思う。『上品』も『儚げ』も、対極に位置するものと思ってしまう。

だから【憧れる】のだろう。


一輪挿しには、物理的メリットもある。

1つは、『邪魔にならない』というメリットだ。ダイニングテーブルに置くにも、そりゃあ、大きいよりは小さい方が『邪魔にならない』。物理的なことだ。

もう1つは、花を『整えやすい』というメリットがある。華道の心得もないし、生け花も学んでない僕には、花の量が多くなると、どうにも【バランスを整える】のが難しくなる。

もしかしたなら、「いやいや本当は、一輪挿しにこそ、【技】が必要なのですよ」とか、「一輪挿しは、奥が深いんですよ」などと、その道のプロに指摘を受けるかもしれない。

僕は今、なんの知識もなく語っている。


この長い前置で、ゆかりちゃんには、「はは~ん、あれを書くんだな~」と察しがついているだろう。

そうなのだ。

おととい、ゆかりちゃんが、お花をいただいて帰宅したのだ。

そして、花瓶に入れて飾った。その写真を撮り忘れたが、僕には【大きい】と感じた。

あと、茎が長い。茎が目立つ。

花が『ギュッ』となっている。なんか窮屈そうだ。

僕は、そう感じたのだ。


「これ、いくつかに、分けるとイイんじゃないかなぁ~」

「そのうちの、いくつかは、一輪挿しにしてみるとかぁ~」

だが、わが家には一輪挿しがない。ん? 一輪挿し用の花瓶と言うべきなのか?

ま、とにかくない。

ちょっとまえに、雑貨屋で、「こういう一輪挿しって、イイと思うんだよね~」と言ったのだが、この発言は、ゆかりちゃんにスルーされてしまったのだ。

どうやら、ゆかりちゃんは、一輪挿しを、良いとは思ってなさそうなのだ。


ならば、僕のポケットマネーで購入しよう!

それならば、きっと、怒られたりはしないだろう。


たまたま仕事で必要な講習が、昨日だった。そしてたまたま、その道中に、カインズホームがあったのだ。

僕は、これ幸いと、3つほど、小ぶりな花瓶を買って帰宅した。


画像1


花を分けて、高さ(長さ)を変えて、このようにしてみた。

3個中、これが1番気に入っている。

これは、玄関に飾る。



画像2


こちらは、ダイニングテーブルに置く。

これも、お気に入りだ。



画像3



これは、いまいち気に入ってない。

上から見るとマシなので、ローボードに置く。

これは、茎を短くすると、イイのかなぁ~?


以上3つが全部、1つの花瓶に入っていたのだ。


***


昨日、僕に遅れて帰宅したゆかりちゃんは、すぐに、この花の変化に気づいた。

「花瓶、どうしたの?」

と、ゆかりちゃんは、花瓶を気にしたが、花には、なんの言及もなかった。


おそらくは、

(なんかまた、余計なことをしちゃって~)

って、そう思っているのだろう。


でも僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。




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