頼んではいけない人、謝るとなお傷つけること、計算ではない天然だったこと
今日は、”「少し考えたら分かるだろう」な失敗談” を書きます。
◆じょーじ
30年とちょっと前のことです。
社内セールスコンテストの表彰式でした。
当時、その会社は、大阪、神戸、東京、埼玉の4支社でした。ディスコを貸し切りにして、派手な表彰式を年に2度行なうのです。
僕の所属する埼玉支社の全員が舞台上に上がります。支社部門優勝の表彰です。
埼玉支社のカメラマン役を買って出ていた、当時課長だった僕は、困ってしまいました。
上司の石井部長のためにも、支社部門の写真は撮りたい。しかし、舞台上に上がらないわけにはいかない。
埼玉支社の隣が、神戸支社でした。
神戸支社のT部長は、優しく紳士的な方です。月に1度のマネージャー会議で面識もありました。
「T部長。すみませんが、壇上に行かなければならなくて…。写真を撮っていただけませんか?」
「ああ、いいよ」
T部長にカメラを託して、僕は、埼玉支社のみんなと一緒に舞台上へ上がりました。
舞台上から、下で写真を撮ってくださるT部長を見て、僕は気づきました。
神戸支社は、支社部門成績がビリだったのです。
神戸支社のスタッフの眼には、
神戸支社の責任者が、オレ達のボスが、埼玉支社のカメラマンにされている
という光景が映っています。
神戸支社のスタッフにも失礼ですし、T部長にも失礼なお願いをしてしまいました。
僕の、心ない依頼のせいで、T部長は情けない姿を、部下の前でさらされてしまったのです。
”「少し考えたら分かるだろう」な失敗談” です。
◆じょーじ 2
上記の話には続きがあります。
上記の失敗に気づいた僕は、カメラを受け取りに行った際、
T部長に、全力で謝ってしまったのです。
そのセリフがこうでした。
「T部長、写真、ありがとうございました。そして、すみませんでした! よりによって支社部門優勝の表彰写真を、支社部門の、、、」
また、ここで気づいてしまいました。
これは言っちゃアカンです。
言葉にしたら余計に失礼です。
謝れば謝るほど失礼なのです。
上の立場から、同情をするセリフです。
途中で気づきましたが、時すでに遅しでした。
T部長の優しい笑顔が、優しい苦笑いに変わったのです。
”「少し考えたら分かるだろう」プラス、即それを重ねる失敗談” です。
◆ゆかりちゃん
この前、ゆかりちゃんのお迎えに、駅まで車で行きました。
普段は車通勤のゆかりちゃんが、その日は電車通勤。僕が日中、車が必要だったのです。
駅の”待機場”に車を止めました。
待機している車の列は、3列です。
僕は「真ん中の列の4番目」と、ゆかりちゃんにlineしました。
前の1台が、出て行きました。
すぐにもう1台も出て行きました。
当然ですが、僕は、前に移動します。移動しないと、待っている車が困りますからね。
一応、念のため「2台目になった」とlineをしました。
また、1台が出て行きました。
僕たちの車は、真ん中のレーンの先頭になったのです。
ゆかりちゃんがやってきました。
僕の目にはハッキリと、ゆかりちゃんが映っています。
ゆかりちゃんは、僕たちの車を素通りして4台目辺りでキョロキョロしています。
”「少し考えたら分かるだろう」な失敗談” です。
戻ってきて、助手席に乗ったゆかりちゃんは、「私のボケ、最高やら~?」と言っていました。まるで、計算してボケたみたいに言っていましたが、100%の天然ボケでした。
◆この記事のキッカケ
この記事にはキッカケがあります。
少し前の、キングコング西野さんのVoicyです。下にリンクを貼りますが、2:10からのトークです。
リスナーさんの質問の1つ目が”「少し考えたら分かるだろう」な失敗談” を教えてください だったのです。
西野さんの”「少し考えたら分かるだろう」な失敗談” はクスッと笑えます。
こういうの、僕は、スキなんですよね~。
パッと出るのってスゴイなぁと、感動もしました。
◆〆
ゆかりちゃんが、断捨離やDIYを頑張っています。
納戸を整理するという難度の高いDIYに挑み、何度も考えて、何度も買い物に行っていました。
そして、難度の高い納戸のDIYを完成させたのです。
僕は何度でも書きます。
僕はゆかりちゃんが大好きです。
おしまい
PS
僕の、初のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。
読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
ご一読いただけたら幸いです。
この本は、noteで下書きしました。
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2冊目のkindle本は【タブー編】となります。上のマガジンに下書きが入っています。
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