妻はウソをつけないが、肩は2度叩く
マコなり社長がYouTubeの中でオススメしていた、素焼きミックスナッツが届きました。
ゆかりちゃんは、
「これなに～？」
と、興味津々です。
「相変わらずAmazonは、箱が不必要にデカいなぁ」
と、オバちゃんらしい文句も忘れません。
「ミックスナッツだよ。マコなり社長のオススメなんだ」
と、僕は答えました。
小袋に入っていて、1つが22ｇ。けっこう量があります。
その小袋が、1箱に30個入っています。
ナッツは、アーモンド、カシューナッツ、くるみ の3種。
砂糖も塩も使っていませんので、素材の味しかしません。
それがイイ！ そして美味しい！
ゆかりちゃんは、Amazonの箱を開け、素焼きミックスナッツの箱も開けました。
「1個食べてイイ？」と、ゆかりちゃん。
「もちろん」と、僕。
「これ何個入ってるの～？」
「30個だよ」
「え～～～？」（疑いの眼差し）
「イチ、ニィー……」
と、ゆかりちゃんは、小袋を数え始めました。
僕は、箱にある『22g×30袋入』の印字を、そっと指さします。
ゆかりちゃんは、数えるのを止めました。
「バーン！」
ゆかりちゃんは、僕の肩を叩きました。
「な、なに⁉」
僕はビックリ！
ゆかりちゃんは、また、
「バーン！」
と、僕の肩を叩きます。
「noteの、ネタの提供やて！」
完全に、ウソだと分かります。
でも、念のため聞いてみました。
「神に誓える？」
「ん？……にゃはははは～～～！」
ウソがつけない。そんな、ゆかりちゃんに、僕はキュンとしました。
「これアーモンド、めっちゃ多い！」
「カシューナッツ、美味しい！」
と、ゆかりちゃんの感想は、星5つ。
僕は、気を良くして、マコなり社長の素晴らしさを語りました。
すると、ゆかりちゃんは、ソファーの方へと逃げてしまったのです。
マコなり社長。
なんか、すみません。
僕のウンチクは聞いてはくれませんが、
でも僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
チャオ！
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1017話です
※この記事は、2年9か月前の記事の書き直しです。
追記
わが家では、この素焼きミックスナッツを、いまだに定期購入しています。
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