第311話 「じぶんの花を」相田みつをさんの作品から その4


僕は、15年勤めたJを辞めた。
寺子屋のような『塾』を開業するつもりだった。2人の部下がついてきた。

結果は、はじめるまえに失敗した。簡単に言えば、金が尽きたのだ。

いつか、記事に書くかもしれない。(書かないかもしれない)(過去はゴミ)(過去とは、都合よく書き直される記憶)


◆決めたこと

Jを辞めて独立する上で、僕は1つ、心に決めた。

神田昌典さんの著書で、「なるほど」「そうだ」「確かに」と、大いにヒザを叩く教えを得たのだ。
神田さんの本は何冊も読んでいて、当時の僕は、かなり傾倒していた。中でも、『成功者の告白』という著書は、小説という物語形式で、とても面白く、かつ勉強になった。今でも、永久保存の本棚に置いてある。

心に決めたのは、「顧客や取引先にウソをつかない」だった。

これは、神田さんの『非常識な成功法則』に書かれていたと記憶しているが、(間違ってたらスミマセン)「やりたくないことを明確化しなさい」という教えがあったのだ。とかく人は、『やりたいこと』にフォーカスするが、ビジネスで辛いのは『やりたくないこと』を、やることだ。

だから、『やりたくないこと』を明確にし、『やらない』と、決断しなさい。ざっくりと言えば、そんな教えだった。

僕は、あれこれと紙に書き出し、そして、2本線で消し、また書き加え、さらに消し、「うんうん」唸って、かなりの時間を使って【ウソ】を選んだ。

ウソをつかない。成功のために【ウソ】が必要なら、ならば僕は成功しなくていい。

そう決めたのだ。

「きれいごと」という人に、「きれいごとこそが成功の条件」と、僕は証明して見せる。

それが僕の「じぶんの花」だ。

これは、社会における、僕の『使命』ではないか。そうまで思っていた。


◆僕のウソの定義

・自分の利のためのウソ = ウソ

・他者の利のためのウソ ≒ 思いやり

例:数人でピクニックしていて、1番太っているSさんがキツそうだ。そこで、「僕、疲れたわ~。(ホントは疲れていない)ちょっと休憩しない」と提案する。これは『思いやり』or『方便』だ。


◆これまで、枯れていった、僕の「じぶんの花」

◇塾
金がなくなり、始めるまえに失敗
会社名を『マイノートブック』と決めていた

◇企業研修講師
社長兼講師の1人と、秘書兼事務スタッフの1人。計2人の会社
3人目の、営業兼将来の講師、として参画
社長の、顧客への講義を、オブザーバーとして横で聞き、社長に「どうだ?」と感想を求められて、「以前のキレがない」と本音を言う
社長が激怒し、「太陽は2ついらない」という名言をもって首となる

◇コンサルタント
J時代の部下が、「うちの会社のコンサルを」と、責任者に僕を推した
その責任者と僕は意気投合し、コンサルタント契約
しかし、1ヶ月間業務を観察したら、その責任者が、組織のガンと判明する
僕とのコンサルタント契約の【生殺与奪権】を持っている意気投合したはずの責任者が、部下のモチベーションを低下させていて営業成績を低下させていた
想像通りの結果となり、コンサルタント契約の延長なし

◇不動産会社
不動産会社に社員として入社
このときは、「起業」などとは言ってられない状況(金がない)
生活できないから、従業員を選んだ
その会社は「ウソだらけ」だった
正しくは、その会社がではなく、『不動産業界全体』が、そうだった
郷に入っては郷に従えで、そこで結果を出す→そして、改革できる立場にまで昇りつめる→そして会社を改革、という正論は頭に浮かんだ
少し悩んだが、「Jを辞めた意味がない」と自論を変えなかった

◇工務店
匠を目指そうと思った(匠ならウソは要らなさそうだ)(劇的ビフォーアフターが大好き)
40代から目指すのも悪くない(むしろ逆にイイかも)
もれなく雨漏りが付いてくる工務店だった
2級建築士の資格を取って辞めようと目論んだ
僕の邪念が、雨漏りのごとく漏れたのだろう
建築士の試験勉強を禁じられた

タクシードライバーへ転職(「落ちるところまで落ちたなぁ」と思った)
やっと、ウソが要らなくなった

※((内緒で)副業するために、事務方へ移動し、現在に至る)


◆結論

岸見流アドラー哲学の知見から、この記事を読めば

自分が『情けないと思っている現状』を、「仕方なかったのだ」と言い訳し、自らを慰めるために、また他者にも、そう思ってもらえるように、都合よく記憶がアップデートされていて、その記憶をもとに文章化された、過去(ゴミ)を紹介する、どうでもイイ記事

となる。

その通りだ。

Jを辞めるとき、部長が「じょーじの価値を、1番高く評価してくれるのは社長だぞ」と言って、僕の退社を引き止めてくれた。

部長は、世間の厳しさを知っていて、僕は、まったくもって世間知らずだった。

そう。自惚れしか、持ち合わせていなかった。


◆〆

意外にも僕は、物欲はそこまでなかった。
お金も、無ければ無いで、そこまで苦痛では無かった。

ただし、ギリギリまで使っちゃうので、貯めることが超絶にヘタクソだ。


しかし・・・。

・・・。

書いてて思った。

・・・良く、ゆかりちゃん、・・・僕を選んだなぁ。

神か?


容姿端麗で、当時、ゆかりちゃんは(股関節を痛めてた)専務から、「良い人がいるから紹介したい」と、何度も言われていたのだ。

・・・神だな。

女神だ。

僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。


◆クイズor大喜利

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