![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121243245/rectangle_large_type_2_9c22369cea88db8416d8c1ca6d05b0d3.png?width=800)
「話が長い」と思っても、「ナゲェ~」とか「まだ続くの?」などとは言わずに、苦笑いに持って行きましょう
妻のゆかりちゃんが、メッチャ気に入っているセリフをご紹介します。
🍀🍀🍀
ゆかりちゃんが質問してきました。(どんな質問だったかは忘れました)
僕は、その質問に熱を込めて答えました。(どう答えたかも忘れました)
解説の途中なのに、ゆかりちゃんの顔からは興味関心が消えています。
質問をしておきながら、そんな態度はアカンだろう、と僕は思いました。
「ふん、ふん」と相槌を打って、ゆかりちゃんは聞いているフリをしています。
でも、もう聞く気が失せているのはバレバレです。
ゆかりちゃんの顔には、
(もういい…)
(TVが気になる)
(質問して失敗した)
(まだ続くのか)
(話、ナゲェ~)
などの罵詈雑言が、ハッキリ・クッキリ、書かれていましたから。
僕は、ワザと話を端折って、「だから、こうなんだよ」と結論を言いました。
思いっきり端折ったので、「え? なんで?」となるハズです。
100%、そうなります。
矢吹ジョーの、キャバ嬢の、熊本城の、案の定です。
ゆかりちゃんは、
「わかった」と、ホザキました。
「分かるワケ、ないんだけどなぁ~。ちゃんと説明しようか?」と僕。
「いや、もう吐いちゃう」
この、「いや、もう吐いちゃう」が、3年以上経った今でもチョクチョク使う、ゆかりちゃんの超~お気に入りのセリフです。
「は? 吐いちゃう?」
「そ!」
「なに? どういうこと?」
「もうお腹いっぱいの、もっと上。だから吐いちゃう」
僕は、笑ってしまいました。
「にゃはははは~~~! 」
「今のイイッ! イイよね⁉」
「私、天才じゃね?」
「お腹いっぱいの上だから、吐いちゃう!」
「これ、サイコーやわ!」
ちなみに、僕が笑ったのは、
(ひとに質問しておいて、それはないじゃないか。…よく言えるなぁ)
と、そう思ったがゆえの苦笑いだったんですけどね…。
そんなこんながありまして、ゆかりちゃんのお気に入りのセリフが完成したのでした。
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1306話です
※この記事は、過去記事の書き直しです
コメントしていただけると、めっちゃ嬉しいです!😆 サポートしていただけると、凄く励みになります!😆