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「話が長い」と思っても、「ナゲェ~」とか「まだ続くの?」などとは言わずに、苦笑いに持って行きましょう

妻のゆかりちゃんが、メッチャ気に入っているセリフをご紹介します。

🍀🍀🍀

ゆかりちゃんが質問してきました。(どんな質問だったかは忘れました)
僕は、その質問に熱を込めて答えました。(どう答えたかも忘れました)

解説の途中なのに、ゆかりちゃんの顔からは興味関心が消えています
質問をしておきながら、そんな態度はアカンだろう、と僕は思いました。

「ふん、ふん」相槌あいづちを打って、ゆかりちゃんは聞いているフリをしています。
でも、もう聞く気が失せているのはバレバレです。

ゆかりちゃんの顔には、

(もういい…)
(TVが気になる)
(質問して失敗した)
(まだ続くのか)
(話、ナゲェ~)

などの罵詈雑言が、ハッキリ・クッキリ、書かれていましたから。


僕は、ワザと話を端折はしょって、「だから、こうなんだよ」と結論を言いました。
思いっきり端折はしょったので、「え? なんで?」となるハズです。
100%、そうなります。


矢吹ジョーの、キャバ嬢の、熊本城の、案の定です。
ゆかりちゃんは、

「わかった」と、ホザキました。

「分かるワケ、ないんだけどなぁ~。ちゃんと説明しようか?」と僕。


「いや、もう吐いちゃう」


この、「いや、もう吐いちゃう」が、3年以上経った今でもチョクチョク使う、ゆかりちゃんの超~お気に入りのセリフです。


「は? 吐いちゃう?」

「そ!」


「なに? どういうこと?」

「もうお腹いっぱいの、もっと上。だから吐いちゃう」


僕は、笑ってしまいました。

「にゃはははは~~~! 」
「今のイイッ! イイよね⁉」
「私、天才じゃね?」
「お腹いっぱいの上だから、吐いちゃう!」
「これ、サイコーやわ!」


ちなみに、僕が笑ったのは、
(ひとに質問しておいて、それはないじゃないか。…よく言えるなぁ)
と、そう思ったがゆえの苦笑いだったんですけどね…。


そんなこんながありまして、ゆかりちゃんのお気に入りのセリフが完成したのでした。

僕は、ゆかりちゃんが大好きです。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1306話です
※この記事は、過去記事の書き直しです


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