ブラック企業の残業時間と残業代
わたしはブラック企業の特徴はとにかく残業時間だと思っています。わたしのいたブラック企業は残業時間がとにかく長かったです。
□勤怠管理
普通の会社だったらタイムカードや打刻するシステムがあって、自分の労働時間を会社が管理しているはず。
ですが私のいたブラック企業にそんなもの存在しませんでした。わたしは新卒でその会社に入ったのですが、タイムカードがないなんて一般企業では普通なのかなと思うほど無知でした。
□労働時間
労働時間が今でも鮮明に覚えています。
徹夜しない日: AM8時出社→おおよそAM24時退勤
徹夜する日:AM8時出社→AM5時半退勤→AM8時出社
PM23時からAM24時の間に帰ることが圧倒的に多いというかそれ以前に帰った記憶はほんの数回しかありません。終電で帰る日、毎回「今日は徹夜にならなくてよかった、、、」とほんとうに1日に感謝していました。
徹夜した日は帰ってシャワー浴びて、着替えて、化粧してすぐに出勤です。寝る時間なんてもらえません。
そしてもちろん休日もほぼ出勤です。でもそこは甘えて朝から出勤ではなく昼前から夜遅めまたは終電前で帰ることが多かったです。タイムカードがないので休日出勤は何時にいっても何もいわれません。でも休日家にいる時間に上司から電話がくるだけで死にたくなったのを覚えています。ブラック企業にプライベートなんてないです。
おおよそ月の残業時間は200時間ほどでした。徹夜したらそれを余裕で超えます。ひどい時は1週間連続で徹夜をしていました。
□残業代
月の40時間は給料に含まれていたらしいです。超過分をもらったことは1回もありません。こんなに働いても1年目の時は額面で20万くらいでした。
1年目の年収は250万もなかったくらいです。
5年目で450万くらいです。多分金額的には東京で一人暮らしするなら十分かもしれませんが、労働時間と労働量に全く合っていません。おかげでいま死ぬほどお金に執着する人間になってしまいました。
□有給
一応あります。でも在籍中に年に2日以上消費した記憶はありません。退職の際に残った有給を全部使い切りました。
当時のツイッターを見ると、「今年は1.5日も有給使ってた!」と書いてありました。その前年度は0.5日でした。
おおよそのどこのブラック企業もこんな感じなのかと思います。ひどい薄給ではないだけマシなのかと思いますが、本当にこのブラック会社が大嫌いだし、正直すごく恨んでいます。
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