企画課が苦労した話…
当社の企画課の役割とは？
当社の企画課はとても重要なポジションを担っています。とてもシンプルに言うと「リード（お客様からのお問い合わせ）を獲得すること」です。この成否によって新規案件の受注件数が変動します。
ただ、この「リードを獲得すること」がとても大変なのです。
どこに当社のニーズがあるのかわからないので、企画課では以下の３つを行っています。
① Googleによるリスティング広告を行う
② 自社セミナーの運用を行う
③ 自社メディアの企画・運用を行う
２０代メンバーが中心となるため、経験値が豊富なメンバーはおらず、みんなでいろいろ情報収集したり苦労しながら経験を日々積んでいる状況になります。
企画課の課長も若いのですが、企画の課長は各メンバーに対してそれぞれの役割を渡してメンバーの自主性を重んじ、企画課（５名）を運用していました。
ところが、今年春頃から徐々に「リード数」が伸びるどころか減ってきていて、また「リードの中身」も営業ニーズとずれている。。。それにより会社全体の成長も鈍化しているという問題が発生していました。
企画課としてもいろいろ試行錯誤していたのですが、どうしても改善出来ない…という状態が７月まで続いていました。。
企画課の大変革
ちょうど８月はお客様も夏休みということもあり、 ” リード数も減る ” 時期になります。そのため、７月後半から一気に企画課の大変革を行いました。
まず 「Googleによるリスティング広告」を全面的に見直しました。
ランディングページが当社サービスを的確に表現しているか、キーワードが適切なのか、サイト設計がユーザのサイト遷移率を見てきちんと練られたものになっているか？…様々な角度からチェックしました。
また「自社セミナーの運用を行う」についてもアーカイブ配信を開始しました。
もともとセミナーのアーカイブ配信は行う予定だったのですが、なかなかスタートしなかったので、スケジュールを強引に区切ってスタートさせました。
(↑↑↑セミナーのアーカイブ配信しています！）
「自社メディアの企画・運用を行う」についても ” そもそも自社メディアの役割とは何か？” からスタートし、自社メディアのサイト改修からその運用方法の全面的な見直しを行いました。
具体的には ” なるほどまかせてEC ”という自社メディアの運用方法を変え、「事業シュミレーション」「競合他社比較」「無料スクール」の３コンテンツを追加し、サイトも見直しました。
(↑↑↑トップのメニューと最下段を改修しています）
ただ、これだけ全面的に見直されると企画課のメンバーからすると ” 何をどうすればいいのかわからない… ” という状況になります。
しかもすべてのタスクにスケジュールが区切られている。。。
改革が１ヶ月経過する８月中頃は企画課の課長が本当にきつそうでした。
” やるしかない… ” という中で、課のメンバーにもいろいろ目配り、フォローしながら頑張ってくれました。
さらにちょうど１ヶ月経った９月１２日（本日）、ほぼすべての見直し作業が終わりました。
課長が「これまでメンバーの自主性ややりたいことを重視して業務を組み立ててきたけど、この２ヶ月、トップダウン式に一気に業務の見直しをしたのによくみんなが付いてきてくれた…」と呟いていました。。
そんな苦労をしたおかげか、８月度のリード数は厳しい時期にも関わらず計画値の１５０％達成しました。９月も計画値は達成ペースです。
そんな課長も今、やっと夏休みを取っています。
今後の企画課の役割について
ただ、これで終わらない。。。企画課の業務を強引に全面的に見直したので、企画課のメンバーのそれぞれの役割や業務内容がぐちゃぐちゃになっています。
そのため、９月末までに以下の２点を行います。
① 企画課メンバーの業務の整理及び様々なツール等を活用した効率化の推進
を行います。
② 更にリードの拡大に向け、これまで行ってきていない新しい手法を検討す
るというのも９月末まで行います。
大変革を行ったことでリード数が増えたのは ” 結果 ” です。
ただ、この２ヶ月間はそもそもリード数は増える確証も無く不安な中で、自分を信じて進むことで、最終的に ” 結果 ” を得ることが出来たのだと思います。
とても大変だったのは良く知っていますが、自信と経験を積むことが出来たと思います。常に慢心せず、自分のアンテナを高くすることで更に成長して欲しいと思います。
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