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24脱サラ独立開業前夜から今までを振り返ってみた。学習塾開業物語 その2

#私の仕事

では前回の初めて折込広告を出して、それが効果があったのか?

という疑問でしたが、まず私が塾を開いたのはどういうところかというと、最寄駅からバスで15分ほど。

実は交通手段がないけれど、もう少し近くにも駅があり、私鉄の小さな駅でしたが、自転車で20分ほどのところにも駅はありました。

学校が終わってから、バスで塾に行く生徒もいましたが、多くの場合は、地元の塾に行くのがほとんどです。

まあそういうところでないと、小資金で塾を自力で始める場合、とても勝負はできない思ったのもあります。

だからあえて、そういう地域を選んだわけですが…

そういうところでも、結構個人塾はたくさんあって、おそらく2km圏に5つぐらいはあったと思います。

もう私が塾を開いた時代は、チラシを入れればある程度それで反響があって、問い合わせや、父兄がゃってくるという時代ではなく、

地元の大手の法人塾などは、億をかけて折込しているとか、
個人の塾でも、人気があるところは、説明会のチラシをいれれば、日曜には60人ぐらいの父兄がやってくるととか

そんな話を印刷広告やさんが教えてくれました。

結構色々とショックな話ではありましたが、そういう話を聴けたこと自体の方が、チラシを出したことよりも基調だったかなと思います。

ちょっとここでは書けないような情報まで教えてくれたりとか…、

チラシの効果としては、まあそこになんか新しい塾ができたんだ程度は近所に知らしめられたかなと思いますが、

折込を2週間出しても、全く問い合わせがなくて…

ちょっとこの方法じゃだめじゃないかと思いちょっと不安になりました。

残金はどれぐらい?

さて90万円ほどの資金ですが、1月半ばぐらいまでで、どれぐらい残っていたかと言いますと、

設備費、文具、教材、広告、あっそういえば結構いたい出費として、固定電話加入権がありましたね、当時は72,000円もしました。

さらに電話もNTTからの購入で1万円以上しましたし。

一番かかったのは、やはり敷金礼金で、トータル4か月分支払いました。

看板はホームセンターで、組み立て式のスチールを利用して、スタンド式にして組み立てて、

カッティングシートで文字を切り出して貼り付けました。

数千円で作れました。

あとは倒れない様にブロックで押さえつけて、教室の前に置いておきました。

で、残金はいくらかというと20万円ほどです。

わっ、すくな!と思われると思いますが、私としては上出来かなと

だって、家賃が42000円ですから、4カ月は支払いができるってことですよね。

結構楽観的だったのは、その時は実家に住んでいましたし、開業時間は16時ごろにしていましたので、

どうしてもというときは、コンビニでバイトでもすればいいやという気持ちでいました。

あることをしたら意外な結果が!

チラシはお金が一挙に出ていきますし、効果もあまり期待できないと考えたので、

A4の封筒に塾の案内の冊子を作って入れ、そこに作ったもらったチラシを入れました。

入塾案内の冊子は、当時その辺の地元塾ではやっていなかったシステムを記載して、まあそういう案内自体も作っているところはほとんどなかったと思います。

ワープロで作った白黒の冊子ですから、色がなくて寂しかったまですが、そこに青色のチラシも入れると、ちょっといい感じ?と自己満足。

チラシってたいてい100枚ぐらいは、折込した分とは別にもらえるので、それは結構重宝しました。

そのA4の封筒を10部ぐらいだったと思いますが用意して、5部を外に置きました。

段ボールで四角い蓋つきのポストのようなものを作り、それをドアノブから紐でぶら下げておきました。

入塾案内です、ご自由にお取りください

ワープロで文字をうって張り付けておきました。

これ全く期待していなかったのですが…

金曜日に設置して、月曜日に来てみるとなんと1部だけになっていました。

「えっ、まじ!誰か持って行った?」

なんかこの時はすごく嬉しかったですね。

いや、誰かがいたずらでもっていったのかもしれないんですが…

やったことが直ぐ反響につながると嬉しいものです。

そして、持って行ってくれた人がいただけで、それほど期待もしていなかったのですが…

突然の来訪・二人の女性

その日の午後のことです!

なにやら、木戸をコンコンと叩く音が。

もかして、新聞やでも来たのかな…

実は先週きていたので、とうせ他の新聞屋でもきたのだろうと思っていました。

しかししかししかし…


なんと、30歳代ぐらいの母親らしき人が二人訪ねてきたのでした!

全く期待していなかったので、一瞬うろたえてしまった私…です。

続きはまた後日




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