見出し画像

伝道者の書 第24話殺すに時があり、いやすに時があり、

(原文:第3章3)
殺すに時があり、いやすに時があり、こわすに時があり、建てるに時があり、

食用とする動物を殺すにも適した時間があり、養育するにも適した時間がある。
家を壊すにも正当な適した時間(状態)があり、建てるにも適した時間がある。

これも至極当然の話。
なんでもむやみに、作業を進めれば、ロクな結果にはならない。
どんなことでも、適した時間、タイミングというものがある。
適した時間を「待つ」「それまで耐える」、そのような理性的な考え方を大切にすべきなのだと思う。
どんなことでも、無理は禁物。
無理をして成果をあげようとするから、失敗が発生する。

他人に怪我を追わせてまで勝利を追求するスポーツ指導者。
心と身体を壊してまで、成果や残業を強いる企業風土。

考えれば、いくらでも、そんな事例は浮かんでくる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?