SOLARIS・・・アメリカ版

比較できるものではなく別物だと思ったので、まずはサラリとこちらから。
スティーブン・ソダーバーグ監督で2002年公開。主演は濃い顔のイケメン、ジョージ・クルーニー。
心理学者クリス・ケルヴィンが惑星ソラリスの探査ステーションに向かうところから始まる。ステーションと神秘的に輝く惑星ソラリスが画面いっぱいに広がる。その構図の美しさが今も心に残る。原作は45年前だが今観ても耐えうるくらいのメカニック類。流石の21世紀だね。そして99分の間、飽きることなく画面に惹きつけられるテンポのよさだ。
妻のレイアはナターシャ・マケルホーン。どこかで見たことがあると思ったら、「カリフォルニケーション」に出ていた!憂いを帯びた大きな目が印象的な美女でアイルランド出身だって。
クリスとレイアの愛情が中心に描かれるラブストーリーという印象だったけれど。クリスとレイア、それぞれの苦悩が丁寧に描かれているところがよかったかも。
私はスノー役のジェレミー・デイヴィスも気になったけどね。ナーヴァスな雰囲気がなかなかいい味を出していたと思う。ところで、この人は「LOST」に出ていたのを思い出した。「LOST」にはかなり夢中になった。う~ん、話がそれるね。つまり、よくできているし楽しめたけど(少なくとも眠くなったりしない)、私がもつ「ソラリス」のイメージとは違うからだと思う。
次は、いよいよタルコフスキー監督の「惑星ソラリス」これがまた・・・2時間46分だったっけ。すぐにまとめられないかも(笑)