夜のカフェでパニック&空中を飛ぶ見えない動物?の話。

まだ私が20代の時🌼
日中からずっと遊んでいた友人と一緒に、
『何か今日は変な日じゃない?まだ帰りたくないから、もうすぐお店が締まるけどお茶してから帰ろう』と閉店30分前のカフェに駆け込んだ。
カフェには良く通っていたからスタッフの人とも仲良くなっていて、閉店間際だから他にお客さんもいなくて、スタッフ含めたみんなでたわいもない話をしていた時に1人で来店された女性がいた。

その女性は、友人の知人でありカフェの常連さんだったようで、
挨拶のあと同じテーブルでお茶をする事になり
近くにいたおちゃらけたカフェのバイトの男の子が、『俺、絵上手いんすよ〜‼︎』と突然言い出して、『じゃあ何か書いてー!』と伝えたら、
持っていたメモ帳に男の人の絵を書いて渡してくれた🗒

その絵を見たら、何となく落ち着かなくなって、身体を背けた私をみた女性が
『アンタ、この絵怖いやろ』っと言い、その瞬間に私はパニックを起こしてしまって、ドラマに出てくるワンシーンのように両手で頭を抱えてうろたえ、号泣してしまった。

女性が言うには、バイトの男の子は見えない世界のものをインスピレーションで感じ、無意識に描いてしまうタイプのようで、私にはその絵が本当に怖かった。
(どんな絵かというとサングラス+スーツを着ていた男の人の絵でした)

そして同席した女性が、『アンタの感じる力は視力で例えたら2.0』

『イメージで左手指に針を刺してみて、血は出てくるか?』と聞かれ、
出てきません。。。と答えると、『まだか…』と言い、
何この展開…と、ビクビクしながら見えない世界の話を聞く私に、
アニメの世界に出てくるような
動物の姿などをした見えない物達を扱う人達がいて、人によって鳥とか色々…ニワトリみたいな人もいる。と少し笑いながら言っていた。

そんな会話中に、急にまた恐怖が襲ってきたと思って頭を抱えて身を沈めたら
前方にいる友人の後ろからブワァァーっと見えないけれど、
確かに何かが飛んできて
私の顔の横を通りすぎ、友人も『今風が通り過ぎていった。。。』と唖然としていた。(友人の髪の毛も風と共に揺れていた!(◎_◎;)室内でもうcloseした店内で)

朝方近くまで結局雑談していたのだけれど、
不思議な空間すぎて記憶に残っていることはほとんどなく
ひとつ、その女性から『従うことをゆるしますか?』と聞かれる時が来たら
『【ゆるす】と言え』と、言われた事がずっと残っていて。

後日、カフェのスタッフさんを通して
『怖がらせてごめんね。あの子にこれを渡しておいて』と参拝してきたと言っていた熱田神宮の土鈴を渡して頂き、御神気が入っているものはあの子はわかるハズだから、とメッセージの伝言まで頂きました。

なぜ土鈴?と思ったけれど、『耳元で鈴の音が聞こえないか?』と、
『鈴の音を聞くと、アンタは落ち着くと思うよ』とおっしゃっていて、

未だ御神気が入っているものはわからず、従うことのゆるしますか?とも聞かれてはいないけれど、巫女さんが神楽を舞うときに使う、たくさんの鈴がついたやつで
夜中に耳元でシャンシャンと鳴らされた事はありました。

この一件で、見えないけれど陰陽師のお話に出てくる式神を使う人もいるだろうし、お使いに使える人もいて、何より見えないアニマルさんと私もコミュニケーションをとってみたいと思っちゃったカフェでの出来事でした。



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