第14回 GP旧枠モダン レポート

ほぼ1年ぶりになるGP旧枠モダン。
直前までデッキを60枚にするか240枚にするか迷ったのち、結局回してて一番手になじんだものを投入した。


フルFoil ついえし希望

青緑ついえし希望

4《花の壁/Wall of Blossoms》
3《スパイクの飼育係/Spike Feeder》
3《神秘の蛇/Mystic Snake》
2《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
1《起源/Genesis》
1《トリスケリオン/Triskelion》

2《ついえし希望/Sunken Hope》
3《退去の印章/Seal of Removal》
4《対抗呪文/Counterspell》
1《マナ漏出/Mana Leak》
1《雲散霧消/Dissipate》
1《霊魂放逐/Removal Soul》
4《衝動/Impulse》
2《嘘か真か/Fact or Fiction》
2《選択/Opt》
1《ブーメラン/Boomerang》

4《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
3《樹上の村/Treetop Village》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3《反射池/Reflecting Pool》
1《孤立した砂州/Lonely Sandbar》
1《砂漠/Desert》
6《島/Island》
3《森/Forest》

サイドボード
4《リスの巣/Squirrel Nest》
3《侵入警報/Intruder Alarm》
2《帰化/Naturalize》
2《大クラゲ/Man-o'-War》
2《反論/Gainsay》
2《ウルザの鎧/Urza's Armor》

昨年GPからの変更点は
・対ステロ意識でメイン《スパイク》
・対コントロールはサイドからリスアラーム奇襲
・Foilの旧枠化
ざっくりとだとこんな感じ


R1 白単ウィニー ✕✕

g1 止められない《陽光尾の鷹/Suntail Hawk》が3体並んで、ほぼ何もできずに負け 

g2 3マリガンから、花の壁・退去の印章・花の壁・砂漠となんとか頑張るも、《栄光の頌歌/Glorious Anthem》が通り《金切るときの声/Battle Screech》が通りで負け

3マリは無理

R2 緑黒アミュレット ✕○○

g1 相手の《樹上の村》で殴られつつ《流転の護符/Quicksilver Amulet》を通され、そのまま黒いつよつよ生物を毎ターン出されて負け

g2 相手ダブマリからいいところを引けず、こちらのリスアラームが決まって勝ち

g3 ラノエルやら象トークンやらに殴られるもなんとか凌いで、リスアラーム決められて勝ち
護符を置かせて1回は起動される計算で動いたけど、相手が入れてたエヴィンカー引かれてたら死んでた可能性がある。危なかった。

R3 赤緑ビッグマナ ○○

g1 相手のやりたいことはカウンターで処理できるものの、集会場が相手の砂漠によって殴れない。ので、スパイクでフェアリーを育ててなんとか殴り切り

g2 カウンターしながらついえし希望が決まって勝ち

R4 青白コントロール ✕○✕

g1 じりじりした中盤に聖なるメサを通され、起源やらスパイクやらで敗北遅延はできるもののこちらが勝つ手段がほぼないので試合時間ケアで投了

g2 あんまり覚えてないけどリスアラームを通して勝ち

g3 変形サイドがバレたため置物をしこたま割られてメサ置かれて負け

R5 白赤 ○○

g1 花壁と砂漠で相手の《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》を封じ込めて、希望ハメが決まって勝ち

g2 g1もそうだったが、相手が真鍮の都とペインランドでゴリゴリ自傷していくので、敵クリーチャーを戻したり消したりしながらこちらのミシュランで小突いて勝ち

3-2でなんとか勝ち越して終わったー
と思って一息つこうと思ったら、オポネント差でSE入ってるよと言われる(マジックコンパニオンがバグって自分で見れていなかったため、確認できていなかった)

とはいえ予選で負けた白単と青白が相手にいるので、お先真っ暗という気分だった

SE1 青赤カウンターバーン ○✕○

g1 ミシュランをお互いに並べ、動くに動けない状態から相手がしびれを切らして《ウルザの激怒/Urza’s Rage》キッカーを打ってきてこちらのライフが残り3。しかし相手の手札はほぼじり貧なので、こちらのスパイクジェネシスをしながら樹上の村を育てて辛くも勝利

めちゃくちゃ疲れたけど第1ゲーム取れたので、1-0タイムオーバーでも勝てる!!
相手「SEは時間制限ないんですよね?(確認)」
私「そうですね(失念)(絶望)(疲労)」

g2 リスの巣でお豆を増やして殴りたいのだが、相手の《工廠》が強くて思うように削れない。コンボを決めるにもネビ盤がにらみを利かせててどうしてもゲームが長期化。その間に激怒を2枚そろえられて負け

g3 g2と同じくリスでアドバンテージを稼ぎつつ、今度は相手のミシュラランドの揃いが遅かったのでうまくダメージを重ねていく。村・フェアリーと相手に対処を強いて、じり貧に追い込んで勝ち

SE2 青白コントロール(=R4) ○○

g1 序盤《鋼のゴーレム/Steel Golem》に殴られるも花壁でセーブ。予選で戦った感じ《翼の破片》が入ってなさそうな雰囲気だったので、こちらはフェアリーで殴るプラン。相手がメサを引けずそのまま殴り切れて勝ち

g2 相手が土地3でストップ。ゴーレムにぼこぼこ殴られるも、アラームでアンタップ封じからリスまでたどり着けて勝利

めちゃくちゃラッキー、というかここを勝つにはそうなるしかなかったので、完全に希望を手にした形

初めての決勝卓

SE3 Final 青白緑起源コントロール ○○

この日の相手のデッキを1秒も見てなかったので、色も何もわからずとてつもない不安に苛まれながらのシャッフル

g1 中盤、色はわかったが何が飛んでくるのかわからない不安のまま、こちらの起源を墓地に落とせたのでトリスケリオンを戦場に。クリーチャーデッキを喰って上がってきたデッキの様なので、戦闘以外でも勝てるようにとスパイクでトリスケリオンをひたすら飼育していく。相手も起源・トリスケリオンと見せてきたところでこちらはひたすらカウンター。相手の《神の怒り》に対応してトリスケ全部撃って相手ライフ残り3、次ターンアップキープに起源でトリスケリオン回収・召喚が通り勝ち

g2 《衝動》とリスの巣をバカ引きして、相手のエンチャント除去がうまく引けず、置けていたアラームとリスの巣が戦場に着地して無限コンボ成功

優勝!!!!!!!

総括

デッキ決める段階で「対ステロイド安定」を合格ラインに設定してて、各種デッキ試したものの結果「メイン《スパイク》入りついえし希望」が一番動かしやすかったので持ち込んだ。対コントロール・パーミッションはほぼ練習時間を割けなかったものの、結果的に見るとこれもスパイクのミシュラン強化が刺さってたのでマジで最適解だった可能性がある。

変形サイドボードも想像の5倍くらい機能した。デッキ構築において変形サイドはずっと憧れがあって、見事に活躍してくれたのは本当にうれしい。

正直SEは引き運で勝ったというところが多々あったけど、長年《青》を使ってきた経験が生きたと思う部分もあったはずなので、今回は8回戦戦い抜いた自分をほめようと思う。

24年前の中一からMTGの大会に出始めて、初めて手にした「優勝」でした。
対戦ありがとうございました。

大会運営様、参加者皆様、お疲れ様でした!

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