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【CL愛知向け(追記)】ズガドーンアーゴヨン(スタン)【ズガアゴ】

 みなさんこんにちは。舞です。
 CL愛知に向けて調整してきましたが、諸般の事情により参加できなくなってしまったので大会直前ではありますが、こちらのレシピを公開することにしました。
 あまりおおっぴろげに公開するのもどうかと思い、デッキレシピ以降は有料(100円)にしてますが、なにぶん私も大きな実績がある訳ではないので、強者の思考を知るためというよりは、CLで当たるであろうズガドーンアーゴヨン使いが何を考えているのかを知るためくらいのつもりで買っていただければと思います。
 レシピは変な型ではないと思いますが、Twitter等で見かけるジムバトル優勝レシピ等にはあまり見かけないカードも少しあるので見ていただければと思います。


【追記】
CL愛知の結果が出揃いましたね。上位入賞されたデッキを拝見させていただきましたが、私のデッキと共通点も多くありました。
私のデッキは「博士の研究(マグノリア博士」)を非採用で、溶接工以外のドロサポが1枚しかなかったりという違いはありますが、しまめぐりのあかし多投でサイドレース優位をとっていくという考え方等は共通してたのかなと思います。
大会はおわってしまいましたが、まだまだ環境に通用するアーキタイプだというのを再確認できました。

デッキの中身や各メタデッキへの立ち回り等色々と書いたつもりですので、ぜひ購入いただければ幸いです


目次
1.環境考察
2.デッキ選択
3.デッキレシピ・解説
4.メタデッキへの立ち回り
5.不採用カード等の解説
6.まとめ


1.環境考察

 環境については既に既往研究がたくさん出ていると思うので、いまの環境ができた経緯などの詳細な解説はそちらに譲るとして、ここでは簡単なおさらいに留めたいと思います。
私は環境を次のように想定しました。

トップメタ:三神ザシアン、ピカゼク、レッドパーフェクション
次点:モクナシゴリランダー、タチフサグマ、モルペコ人形

次にトップメタ各デッキの特徴を簡単に述べます。

(1)三神ザシアン
長所
・オルタージェネシスのせいでサイドレースを非常に有利に進められる。
・ザシアンの特性およびメタルソーサーのため、三神を立てながら裏でザシアンも準備でき、隙がない。
・ザシアンの火力が異常で260ライン、ハチマキや祠で270までワンパンすることができる
・耐久ラインが高い(三神280、ザシアン+フライパン250)
短所
・三神が基本的に手張り2ターンかかり、攻撃が3ターン目以降と初動が遅め
・火力の上限が明確なため、耐久ラインを上げられると厳しい。

(2)ピカゼク
長所
・2ターン目からフルドライブを安定して打て、スタートが早い。
・タッグボルトでベンチを狙撃でき、サイドレースを有利に進められる。
・ザシアンに抵抗があり、おおきなおまもりで耐える
短所
・エレキパワーの枚数に限りがあり、高火力が安定してない
・攻撃役が基本的にタッグ2体にならざるを得ない
・ピカゼクのHPが低い

(3)レッドパーフェクション
長所
・技の選択肢が多く、溶接工・ターボストライクから入ってエネの重い技を安定して打てる
・高火力(リザードンGX・マグカルゴGX)、ベンチ狙撃(アーゴヨンGXのベノムシュート等)、効果の計算をしない技(ゲッコウガGXのかすみぎり)を使い分けられ、対応力が高い
短所
・攻撃役がタッグ2体にならざるを得ない
・特性を止められると詰む

2.デッキ選択

 ここまでの整理でわかるように、三神ザシアンが環境の中心にいることは間違いなく、これのせいで非GX・Vデッキは基本的に活躍できず、三神ザシアンに対抗できるのはタッグチームを軸とした強力なたねポケモンデッキであることがわかります。
 このことから、トップメタ3種に勝つために必要な性能としては

1:タッグチームをワンパンする火力が2~3回出せるデッキ
2:タッグチームをワンパンする火力が後攻2ターン目に出せるデッキ
3:タッグチームとの殴り合いでサイドレース有利をとれるデッキ

 このような性能が必要とわかります。それを前提に、様々なデッキタイプを思案したところ、候補の一つとして浮かび上がったのがズガドーンアーゴヨンというデッキです。

 ご存知の通り、ズガドーンアーゴヨンは「びっくりヘッド」でエネルギーさえ盤面に用意できれば青天井打点が出せます。エネ6枚で300点を出せるため、この打点さえあればタッグチームをワンパンすることができます。カキが無くなった環境とはいえ、溶接工という強力なサポートがまだ健在であり、エネルギーを盤面に供給するのに困りません。
 また、ビーストリングというグッズのおかげで、先行2ターン目で前のズガドーンGXがきぜつさせられたその返しのターンで相手に300点クラスのダメージを与える動きが実現できます。
 さらに、タッグチーム中心の環境において、きぜつしてもサイドを2枚しかとられないGXを中心としたデッキはタッグ相手にサイドレースを有利に進められるということでもあります。

 ズガドーンアーゴヨンはトップメタ3種に対する対応力があるだけでなく、次点で多いと思われる「モルペコ人形」「タチフサグマ」にもアーゴヨンGXのベノムシュートや、そもそもタチフサグマにはアーゴヨンが殴り勝てるという点があり、不利を取らないという優位性があります。あと個人的に評価しているモクナシゴリランダーに対しても弱点をとれているのと、タッグ中心の耐久デッキなので上記の通り有利と考えます。

3.デッキレシピ・解説

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