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れんげきウーラオスVmax+オクタン

こんにちは。舞です。
本日は先日公開されたばかりの連撃マスターのカードを使用したデッキを紹介します。

今回からレギュレーション変更がなされ、B落ち環境となるため、今までの環境が激変することが想像されますが、今回はプロトタイプとしてご紹介します。

1.れんげきウーラオスVmaxの強み

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(1)1エネで150点を出せる
〇150点はほとんどの非Vをワンパンできる
〇タッグチームをツーパン可能
×Vmaxはツーパンできない

(2)耐久ラインが330と高い
〇ザシアンVのブレイブキャリバー230(オルタージェネシス込み260)を耐える
〇ムゲンダイナVmaxのドレッドエンド最大打点270を耐える
⇒350を出してくるズガドーンが火打石を失うことで数を減らすと思われ、Vmaxが相対的に有利になりそうです。

(3)キョダイレンゲキでベンチに120点を狙撃できる
〇2か所を攻撃でき、ベンチのシステムポケモン(ヤレユータン等)を倒すことができる
〇しっぷうづき150と合わせて合計270を出しながら、ベンチに120を打つことができる

(4)れんげきウーラオスVmax単体でほぼ完結している
これが最大の強みですが、れんげきウーラオスVmax単体で性能としてはほぼ完結しており、他のエネルギー加速やギミックを必要としないのです。
例えばセキタンザンVmaxであれば、山札にエネルギーを積むギミックが必要だったり、ズガドーン等の炎ポケモンは必ず溶接工を打たないと技が打てない等、何らかのギミックを要求しますが、れんげきウーラオスVmaxは進化してエネルギーを手張りするだけで良いです。
これはムゲンダイナVmaxや三神ザシアン等にも共通する点であり、性能が単体で完結しているカードはデッキのスペースに余裕があるため対応力の高いデッキになります。

しっぷうづきを連打するために、いれかえ系のグッズ等を使用する必要がありますが、要求するギミックとしては難易度は低いといえます。

2.環境予測

B落ちで環境が激変するとは言え、全く環境を想定しないわけにもいきませんので、ざっくりと環境を想定します。

(1)B落ちの影響をほぼ受けないデッキ
・三神ザシアン
・ムゲンダイナVmax
・マルヤクデVmax

(2)B落ちの影響を受けるが、一線級のデッキ
・炎バレット(FTB)系、炎ミュウツー&ミュウGX軸
・ルカリオ&メルメタルGX+ザシアンV+ザマゼンタV

3.デッキのコンセプト

れんげきウーラオスVmax単体でほぼ完結しているとはいえ、デッキを回すためにはある程度のギミックを組み込む必要があります。
高耐久を生かして戦うデッキとしては、セキタンザンVmaxやルカリオ&メルメタルGXデッキがありますが、これらはマオ&スイレンを使ってHPを回復させながら戦う構築になっています。

ただし、マオ&スイレンを使っても回復は120しかないため、ザシアンVのブレイブキャリバーを2回耐えることはできません。
しかし、新弾のカードを使うとこれ以上の回復量を望むことができます。

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モミです。
進化ポケモンを全回復するという破格の性能ですが、エネルギーが全トラッシュされてしまいます。
そのため、エネルギーが重いカードとは組ませられないのですが、れんげきウーラオスは1エネで行動できるため、エネトラッシュされても、手張りで行動を続けられます。
マオ&スイレンとの違いは、ザシアンVのブレイブキャリバーを2回耐えられるようになることと、複数回復ができる点です。

とはいえ、モミはサポートです。ウーラオスがしっぷうづきを使い続けるためには、いれかえ札を引いたり、エネルギーをつけたりと、デッキを回していく必要がありますが、そのためにドローサポートを打ち続けていたのではいつまでたってもモミを使えません。
そのため、サポート権を使わずデッキを回すカードが必要となりますが、そういう用途の筆頭だったジラーチがB落ちで消えてしまったため、代わりのカードを探さないといけません。

そこで、活躍するのがオクタンです。

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れんげきサーチを使って、必要札を山からピックし続けます。
・れんげきウーラオスV,Vmax …ポケモン
・れんげきエネルギー …エネルギー
・コルニの気合い …ドロサポ
・みずの塔 …いれかえ札
このように、オクタンさえ立てば、ポケモン、エネルギー、ドロサポ、いれかえ札(厳密には逃げエネゼロにするだけですが)と多様なカードをピックすることができ、必要札を探すためにドロサポを打ち続けないといけない、といった条件を緩和できます。

特にウーラオスを探せるのが強いです。
通常、Vmaxと1進化を両方立てる動きというのは困難を極めます(水のVmaxとモスノウを同時に立てるのがかなり苦しい構築だということを想像していただければわかるかと思います)。
しかし、オクタンを立てれば自動的にウーラオスVmaxをピック出来るため、たねポケモンさえ同時に出しておけば、進化先はオクタンだけ立てれば同時にウーラオスVmaxも用意できます。

しかも、その後も2体目のウーラオスVmaxを立て続けたり、エネルギーが無いときはれんげきエネを持ってくる等、多様な動きが可能になります。
スタンプ耐性も高く、コルニの気合いを持ってきて手札を補充するなどの動きも可能です。

4.デッキレシピ

以上の説明を形にしたのが、次のレシピとなります。
まだカードリスト公表から時間があまり経っていないこともあり、環境が定まっていないところもありますので、粗削りなところもあるかと思いますが、改良案等も含めて記載しておりますので、もし興味があれば覗いていただけると幸いです。
有料範囲には、デッキレシピとその構築の解説、立ち回りについて記載しております。


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