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九州作業療法学会2024in大分

6月22日23日の二日間で九州作業療法学会が開催されました。
地元開催だし、この場で発表ができれば嬉しいと思い、準備を進めてきました。
今回は日頃の臨床の発表ではなく、わたしがライフワークとしていいしょわ倶楽部で行っている
「育児期夫婦にむけたライフスタイル再構築プログラム」
についての一年間の活動報告を演題として登録しました。

まだまだ活動をはじめたばかりのグループだし、所属も「いいしょわ倶楽部」という謎団体(笑)
不採択になるかも、と不安を抱えながら抄録を登録しました。
ただ、抄録に関しては心強いサポートを受けたので、文章は完ぺきだったと思います。

現地開催の学会はポスター発表しか経験がないので今回もポスターを選択。
しかし採択通知にはまさかの

優秀演題に選ばれたのでスペシャルセッションでの発表をお願いします

の文字が。目を疑いました。
ふたを開けてみると指定演題含め150演題となった本学会のなかの優秀演題5題に選んでいただけたのです。

一気にプレッシャーが押し寄せてきます。
会場の端っこでみなさんとワイワイ交流しながら自分たちの取り組みについて意見を頂くつもりだったのが、メインホールでの口述発表に。
「こんな発表なら選ばなきゃよかった」
って言われないかとただただ不安。
毎日スライドとにらめっこしていました。
メンバーにも意見をもらいながら日に日に高まっていく緊張。

最終的なスライド構成や全体デザインについてはこちらも強力なサポートが
本当に周囲に恵まれていると感じる今日この頃です

職場での予演会でもたくさん意見がもらえました。
予演会してよかったのがここからスライドを半分は変更しました。一か月きってましたが笑
より多くの人に届くようにできるだけ要点を絞ってシンプルに伝えるように。

あとはもう自信をもって発表するだけです。9thCOTでの皆さんの口述発表を見た時から、前を見て発表すると決めていました。
(緊張しすぎて全部は無理でした。まだまだです)
同時刻に友利先生のMTDLPセミナーという私もでたくて仕方ない贅沢なセッションがあっている中多くの方が発表を聞きに来てくださっていました。

表彰式です。
はじめに優秀演題5名がそれぞれ賞状を受け取ったあとに、最優秀演題の発表があります。
正直なところ、演題発表前までは「もしかして最優秀とったりして」なんて思いもありました。けど、他の方々の発表が素晴らしくて一気にそんな自信は消え去っていました。
結果・・・
そんな素晴らしい発表の中最優秀演題に選んでいただけました。
本当に嬉しかったです。まだまだ始めたばかりの活動報告レベルではありましたが私たちの目指すものが間違っていないと支援をされたように感じました。

表彰式。
久しぶりに賞状というものをもらいました

今回、地域共生社会の実現に向けた講演が多くありました
どこまで対象となる人の困りごとに寄り添えるか、プロダクトの押し売りではなく、必要とされているものは何なのか
まだまだ課題は多くあると感じました。
今回の学会で新たな繋がりや学びも多く得ることができたので
ここから先また進んでいければと思います。

レセプションにて

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