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🌷 体外受精、保険適応の罠 〜不妊治療の記録〜



体外受精にはいろんな方法があること、
どれも薬をたくさん使っていくこと、
薬や治療の副作用もあるため、毎月受精卵を戻すことは難しい事もあること、
スケジュールを立てることができず、生理や卵胞の育ち具合で
病院を行く日が決まること、そして、お金。

あれこれ聞いてはっきり言うと圧倒された。

大変だろうとは思っていたけど、
分かってはいたけど、自分大丈夫かな〜と不安になった。



保険適応の話


そして保険適応になったと言うお金の話。


どれくらい負担が減るのかな?
と思っていたが、日本経済そんなに甘くないよね。
忘れてました。


簡単に言うと、今までは助成金という形で
お金を支払った後に多くて30万円助成されていたそう。
(市町村によって金額は違うかもしれませんが。)


今年の4月からは3割負担、
そして採卵出来た個数で金額が変わる。
取れれば取れるほどお金はかかるし
凍結する個数が多ければ多いほどお金がかかる

1個の場合
2〜5個の場合
6〜9個の場合
10個以上

で分けられていた。

私は無知だった。

顕微受精管理料、凍結保存管理料、
顕微受精管理料採取精子調整加算
卵子調整加算
胚凍結維持管理料、胚移植術師、
特殊培養液による胚移植術、

これ以外にも採卵のときの入院費、
生理の関係で土日だった場合の時間外料金、
採卵まで辿り着くまでに使用する注射や内服薬まで…


ざっと中間値で計算しても60万くらい…?
(本当にざっとですが)

皆に当てはまる事ではないし、
採卵出来た個数から上乗せされていく感じだったので
一概には言えませんが、これには驚きました。

自分の貯金で…と思っていたし
主人は半分出すから、一緒に頑張ろうと話してくれてはいたけど…

ここだけの話、私の思った事だが

お金払えないなら子供は授かれないよ

と言われた気持ちになった。
(ずいぶん心が廃れていた。笑)

日本経済良くなる訳ないのに
保険適応になったと聞いて少し気持ちが浮かれていたなと痛感。



妊娠率の話



薬を頑張って、通院して、採卵まで辿り着いて
移植まで辿り着いたとしての妊娠率は30%
しかし、流産率も20%

こんなに頑張って頑張って
金額もお支払いして、、
それで30%、
これは考え方ですが主人は頷けないようだった。
それと副作用も主人は心配しており、
卵巣捻転やら、感染、卵巣過剰刺激症候群、脳梗塞。

稀に とはいえ心配だったのでしょう。


みなさんはどう考えますか。
この現実を目の前にして。


続く

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