音楽の効能

音楽は詳しく無い。

でも好きなアーティストの曲は聴いたり、ピアノを習っていたのもあってクラシックも好きだったりする。とは言え人並みだ。

ふと、振り返ってみると休んだばかりの時から今に至るまで、その日の気分によって聴く音楽が違う。そんなの当たり前かもしれないけど、「場面」によってではなくて「日」によるのだ。いや、大きく「期間」とくくってもいいかもしれない。(初めて私のnoteを読んで下さっている方のために、私は昨年9月から休職中である。)

9月〜10月絶望期間はCocco

11月の模索期間はACO、ドビュッシー、リップヴァンウィンクルの花嫁サウンドトラック(主にクラシックとCocco)

12月の模索プラスα期間は、くるりと小沢健二

1月〜3月の覚醒期間は NakamuraEmi、奥田民生、ユニコーン、星野源

4月現在 宇多田ヒカル

と、気分によって聴く音楽も違っていたことに気づいた。気分により深くのめり込むことで早く消化できるのではないかと信じていたからというのもある。実際はどうなんだろうけど、無理に9月に今と同じ音楽を聴いたらそれは寄り添うものからストレスに変わると思う。その時期にそれぞれ、寄り添い光もくれた。(ちなみに音楽の効能は医療でも推奨・実証されている)

たまに怖くなる。信じすぎてしまう。特にヘッドホンやイヤホンで聴いている人は直接脳に歌詞が入って音楽が流れてくるから、その影響は強い。私は今でも普段の生活の中でイヤホンを外す時、現実に強制的に戻されるようでその瞬間だけ無音で怖い。

良い面も悪い面もある音楽の効果。実際、スポーツ選手も本番の競技前にモチベーションをあげるために音楽を聴いている映像をよくみるだろう。それは良い結果を生み出す手助けにつながっている。逆に悪いとは言い切れないけれど、それが宗教性も持ち合わせている場合もある。アーティスト自身がインフルエンサーであったり、歌詞の与える意味が強すぎたりするとその音楽がその人の支えになったりする。例えば、岩井俊二監督の作品「リリイシュシュのすべて」の出てくるリリイシュシュ。彼女に泥心する人々。彼女を巡る感情の変動。宗教性。


マイケルジャクソンや、ボブマーリー、ジョンレノン、誰もが知っているアーティストが世界を変えようと世界平和や愛を歌ってきた。音楽で世界を変えたいと言うアーティストがいる。世界は変わると思った。目に見えて大きくは変わらなくても、一人一人に届いていればいざという時それははっきりわかるのではないだろうか。

世界規模でなくても、私は助けられた。音楽に。背中を押された。一緒に泣いた。気分を引き上げてもらった。勇気をもらった。癒された。音楽の力はすごい、本当に本当にそう思った。

ちょっとまとまらない文章だけど、素人なので多めに見てください。

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