【道民目線】ここが変だよ!?福島県!

福島県郡山市に引っ越してきてはや8ヶ月。途中合計して1ヶ月程札幌の実家に帰っていましたが、ようやく福島の環境と人に慣れてきたような・・・慣れていないような・・・。

札幌在住歴は20年以上。生まれも育ちも北海道の生粋の道産子である私が、福島県に引っ越してきて感じたことを勝手に書いていきます!(あくまで一個人の意見で、決して批判ではありませんので、温かい目で見てくださいね!)

1 風が強すぎる

とにかく風が強い。強すぎて頭髪のセットが無と化してしまう。札幌でこの風が吹いていたら災害レベルの風が毎日吹いている。風が強すぎて自転車で走りたくなくなる。

2 道が狭すぎる

恐らくこれは福島県のみならず本州であれば大体の地域でこうなのかも・・・。狭すぎて玄関出たらすぐ道路みたいなのが信じられない。一車線分の道幅しかない。狭すぎて歩道がない。むしろ側溝の蓋の上が歩道ということも。

3 暑すぎて寒すぎる

夏は35度以上とかになるし、冬は0度以下ということも。夏の暑さに耐えられないのはもちろんの事、冬は冬で雪が無いのにめちゃくちゃ寒い。風が強い為か北海道より体感的には全然寒い。耐えられない。むしろ雪があったほうが全然耐えられる。「北海道出身だからこれくらいの寒さ全然平気ですよね?」とか言われるけど全然平気ではない。道内にいたときよりも防寒装備して出掛けています。更に家の中も滅茶苦茶寒くて、家の中でアイスとか食べられない。多分というか、絶対北海道よりも過酷な環境だと思います。

4 レクサスとベンツの数が異常

普段走っていて尋常じゃないくらいレクサスとベンツが走っている。特にレクサスがめちゃくちゃ多くて、体感では20台に1台はレクサスが走っている。札幌にいた時こんなにレクサスを見たことがありません。福島県ってお金持ちが多いのか、この辺は本当に謎です。

5 なぜかやたら知らない人から話しかけられる

全く知らない人が気軽に話しかけてくる事が多い。以前同じ郵便局で別の日に別の人から話しかけられるというのを3回経験しました。他にも「その自転車格好いいね」と話しかけてくるおじいちゃん、「この消毒に意味ってあるのかね?」と話しかけてくるおじいちゃん、「マスクし忘れててごめんなさいね!」と話しかけてきたおばちゃんとは自転車で並走(本当はやったらだめです)しながらしばらく身の上話をするなどなかなか警戒心なく話しかけてくる人が多い印象。。。札幌であれば知らない人にこんなに気軽に話しかけることはほとんど100%無いので驚きました。

6 道を譲ってくれる&譲ったら必ずお礼をしてくれる

車で運転していて感じることは、店から出てきたとき、曲がりたいときなど譲ってくれる人が非常に多いということ。また、自分が逆に譲ったときは必ずお礼をしてサンキューハザードをしてくれる人が多いこと。これは恐らくですけど、道が狭く片側一車線ずつしか無い道路が多いので、譲らなければ永遠に後ろに車が詰まってしまうからだと思われます。

7 黄色信号でもガンガン突っ切っていく

これには最初驚きましたが、通常であれば止まらなければならない黄色信号のタイミングでもガンガン行く車が多いこと。これも恐らくですけど、右左折レーンがなく、道が一車線ずつしかない場所が多いので、黄色信号でも行ってしまわないとまた信号に引っかかってしまうからかなと思っています。

8 古い建物がそのへんにゴロゴロ現存している

北海道の人ならわかると思いますが、北海道の建物は基本的に古くても明治以降のものがほとんどなんです。なので何百年も前からそこに建っていた、みたいな建物が未だに現存していることに感動を覚えます。ただ、福島の人たちはあることが当たり前なので、全く目新しくもなんとも無いとのこと。このあたりは福島以外の都道府県でもたくさんあるんでしょうけどね。

9 街頭が全然無い

街頭がなさすぎて福島県には街頭を立ててはいけないという条例でもあるのかと思ってしまうレベルです。夜道を歩くのに懐中電灯を導入しようかと本気で考えています。ただ、暗いが故に星が本当に綺麗に見えるんです。実家にいた頃はこんなに星が見えたことはありません。

10 果物が美味しすぎる

福島といえば桃、そしてフルーツが有名ですよね?私は実家にいた頃は、桃なんて年に1回か2回しか食べられない高級なもの、更にいうとそれは仏壇から下げて来たものでした。福島では「桃は買うものじゃなく、気づいたらあるもの(誰かが勝手に置いていく、親戚から貰う等)と言われた時は、頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けました。さらに、地元民しか食べない、硬い桃が存在すると言われた時には、絶対に食べてやろうと思ったのです。

かくして私はフルーツピークスという高級果物を扱うお店で1個800円の硬い桃を買って食べました。衝撃でした食感はりんごなのに味は桃なのです。脳が全くついていきませんでした。これはエライコッチャです。

梨も有名です。梨を食べた時の衝撃も忘れません。こんなに水々しくて甘い梨があったのかと。いやむしろ私が今まで食べてきたあの水分の無いボソボソの梨は一体何だったのかと・・・。砂かな・・・?

福島の方たちはこんな美味しい果物を当たり前に食べているのです。すごいです。信じられないです。来年は絶対もっと桃を食べます。梨も農家さんから直接買います。美味い美味い・・・。

11 距離感覚が全然違う

片道50km程の通勤ならば普通にあるとのことで私はひっくり返ってしまいそうになりました。札幌で働いていた時、一番遠くから来ている人でも片道25Kmくらいです。それでも遠いね、大変だねって言っていたのに・・・。私が郡山で職業訓練に通っていた時、50Km程離れた市から来ている方もかなり多くて、週5日もこの距離を通うなんてすごいなと思っていたのですが、これくらいやってのけてしまうのが福島県民のすごいところですね。でもそんなことを言うと「北海道の人もそうじゃないの?」と言われるのですが、北海道は町同士の間隔がかなり広くて、その町に集まって暮らしているのでそんなに移動することは無いんですよ。札幌市民なんて特に。札幌市内で事足りるのでね。

12 女性の結婚が早い

とにかく出会う女性で年頃の方は8割位が結婚していました。札幌では私のようなアラサーでも未婚女性は山のようにいて、むしろ20代で結婚すると早いような印象すらあるのですが、福島県ではむしろ30歳頃までに結婚してない私は行き遅れに見える程早婚の女性が多い。。。あまりにも早くない?!って思って調べてみたら、全都道府県中、女性の結婚が一番早いのがここ福島県だそうで、めちゃくちゃ納得したのでした。

13 佐久間さんがめっちゃいる

とにもかくにも佐久間さんの遭遇率がすごい。至るところに佐久間さんがいる。むしろ同姓同名の方がいてどっちの佐久間さんなのかわからないみたいな事が発生する。。。私が今まで出会った福島の方で多かった名字が、「佐久間」「矢吹」「橋本」「宗像」「根本」「二瓶」「三瓶」さんあたりです。調べてみると、これらの名字、どれも福島に多い苗字なんですよね。北海道だと、そもそも出身が道外の祖先なので、どの名字もバランス良くいて、多い苗字って特に無いんですけど(高橋や佐藤など全国的に多い苗字がやっぱり多い)、福島に来てからやたら同じ名字の方に遭遇するので驚きました。


さて、こんなところが私が北海道から出てきて感じたことでした。北海道は独特の文化圏なので(とはいえそれが私の常識でしたが)、引っ越してきて最初は戸惑うことばかりでしたが、こうやって違う文化を目の当たりにするのも面白いですよね。

今後もなにかあれば追加していきたいと思います!!


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