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心に響いた、美しい投稿

(アメリカ在住の方の英文投稿文に心を打たれ、引用・翻訳しました)

天国と地球は同時に生まれた。それらは本来は同じものを指しているのだが、違う見方でとらえた名前なのだ。

天国とは宇宙の真理で、完全なるワンネスのことを指す。人間はそれに様々な名前をつけて呼んでいる。神、キリスト、オープンハート、無条件の愛、アラー、バラマン、源、平和、ハイヤーセルフ、空(くう)、無…名前をつけられない存在ではない。それは私達のふるさとであり、場所や時間の中に存在しているわけではない。私達の内側に存在する純粋な場所なのだ。

地球は、私達が天国から見た場所を指す。思考の階級制が作り出しすマインド(心)が生まれた場所である。まず、私達は「自己」を意識する。もともとは天国と自分を切り離さなかったが、繰り返し起こる思考によって信念が作られる。多くの信念を持つことによってアイデンティティが作られる。子供の頃にあった至福という純粋な感覚は孤独、不安、罪悪感や羞恥心など感情と入り交じっていく。そうすると、天国と一体化していたはずの自己は離れていき、自己のアイデンティティを確立していく。そして「自分」と「自分以外」となり、自分以外のものから自分を守ろうとする。

私達の人生の目的は「ふるさと(天国)を忘れない」ことだ。現実には私達は一度だってふるさとを離れていない、そんなことはできない。それでも人間は自分の信念は今目の前で起きている体験の上にあると捉えているし、信じている。時間が存在するのは、自分がイメージしている過去や将来を作り出しているからだ。私達は「許す」ことで過去を手放さなくてはいけない。全てが完全に許され手放された時、私達の捉え方が完全に源に戻る。

私達が自分を源(天国・宇宙)と一体化して捉えることができた時、私達は再び愛のある思考が作り出す意識の世界に生きることができる。天国と地球が合体することはないし、もはや一体である。私達が体験しているこの二つの対立した特性は、人間が遺伝的にもつ好奇心の全てを美しく語っている。

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