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アベノミクス。ほか、経済を皆で考えよう。ネットのデマを叩く

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①から③ その他、これを読めばわかりにくいアベノミクスの経済記事がわかるという構成です。これが分かれば投資で儲けるなんて簡単ですよ?日銀は打つ手がなく戻れないのでそれにのるだけ。…
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2020年11月の記事一覧

市場重視、均衡財政、成長と分配の両にらみ。デンマーク。~北欧~

アメリカやEUが不況から抜け出せないのに対して、北欧諸国が元気だ。上の図のように一人当たりGDPは世界の上位を占め、成長率も高い。その最大の原因は政府の効率性だ、とEconomist誌はいう。政府への国民の信頼度は高く、「政府を信頼する」と答えた国民の比率は50~60%とEU平均の2倍近い。この一つの原因は政府が小さく、地方分権化されていることだ。人口が最大のスウェーデンでも900万人と大阪府ぐらいで、それがさらに小さな州にわかれて予算の独立性も高いので、国民は「足による投票

財政出動不発の理由。日本の構造について。人口動態と教育研究と。

テレビでおなじみアトキンソンさんのお墨付き。 国の伸びしろを見るうえで、上の★人口動態の他に、★教育水準と★研究レベルの国際的な位置づけはよく使われます。 あとは犯罪率も。つまりこの四つができたならその国は確実に離陸します。 おおむねその辺の数字が工業力や産業の力の数値に置き換わるのでしょう。 そこが基本的な力。 そのうえで付け足したいという記事です。今回話したいのは、国の財政政策と金融政策で構造や体質が作られることについて。 ①朝鮮特需で日本大復活、しかし政府は