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バンドマン社長の未来地図vol.21

今日も長い一日が終わります。
早起きすると一日がすごく長く感じるね。
当たり前だけど。

どうも、IRabBits麻衣子です。

季ららYokohamaの朝は、日差しがよく入って本当に気持ちいい。
まだまだ知られていない朝カフェ、、
ノラジョーンズを聞いていたら、歌いたくなってピアノ弾いたり、
自由にやっています。
平日朝は7時半から開ける予定なので、ぜひお立ち寄りください。

当たり前なのだけど、良いモノを用意しても、知られなければ意味がない訳で。
それは無いのと同じなのだということ。
「知ってもらう」「来てもらう」「飲食してもらう」「もう一度来たいと思ってもらう」この4段階にそれぞれ働きかけるアプローチが必要で、
それを細かく、より自分たちに合った方法を見つけるべく、一般のお客様に混じってまかないランチを食べながら考えてみたり。

本当に、店をオープンするというのは、一からバンドを結成して知ってもらうまでとよく似ている。
まだまだこれからの新人バンドをどうやって売っていくか、、良いところをひたすら際立たせて分かりやすくアピールしていく、プロデューサーのような、そんな気持ちでひたすら考えています。

preオープニングイベント2日間、通常営業2日間を通して、やりたい作戦がいくつか見つかったので、さっそく明日チームに共有してすぐにでも実践してみます。

どうせやるなら、普通じゃ面白くないから。
やり過ぎるくらいでようやく人には伝わる、ちょうどいい塩梅なのだと思う。
どんな結果が出てくるか、私も楽しみだし、みんなにも楽しみにしててほしい。

朝カフェとランチタイムはコーヒー飲み放題なのだけど、
やっぱりコーヒーにもこだわりたくなって来てしまう。
コーヒー専門店ではないからコストはかけられないけど、でもやはり美味しいに越したことはない。
今日は昼間に、コーヒー豆のお店を巡っていました。
大手コンビニ何社かと某マックのコーヒーを買い集めて、それとうちのブレンドコーヒーを飲み比べる。
朝やランチ後にコンビニコーヒーを買いに寄る手間を、季ららYokohamaではより美味しく省いてもらえたら、というのが目的なので。

うちの自慢のスタッフ七蔵司(本名)。
まだまだ混雑とはとても言えないホールの中で、どう動くか、どう見えるか、それが今後どう繋がっていくかを瞬発的に考えることができる、そして飛び込んで行くこともできる、信頼しているスタッフの一人です。

業務上がりに、うちの立ち飲みエリアで乾杯。
飲みながら、ひたすら今日感じたことを通じて作戦会議。飲みーティング。
何気ないディスカッションや問いかけが、ものすごいスピードで展開していくのが気持ちいい。

ボールを投げて受け止めてくれる人は沢山いるけど、
瞬時にそれを打ち返せる人というのはなかなかいないと私は思っていて。
別に正しく打ち返さなくてもいいんです。
ただ、それが返ってきたことで、的を得てても大きく外れても、そこから生まれるモノがすごく大事。
それを経て私も打ち返して、、ってラリーが続くのは、ポテンシャルとお互いの関係性だと思っています。

とは言え、七蔵司とはまだ出会って1年ちょっとしか経っていないのだけど。
2019年9月22日、IRabBitsのフルアルバムのツアー初日ワンマンを千葉LOOKという老舗のライブハウスから始めることになって、
そのオープニングで良いバンドはいないかと、ここの店長さんに紹介してもらったバンドがシンクロニシティ。
そこでギターを弾いていたのが七蔵司。

リハーサルでガムシャラにギターを掻き鳴らすスタイルがカッコいいなと思ったのが第一印象。
その後、初めましての挨拶の代わりにうちのバンドのTシャツを着て本番をやりたいと言ってくれて、それがめちゃくちゃ嬉しかった。
バンドマンにとってのユニフォーム交換みたいなもので、
そのバンドのTシャツを着て自分のステージに上がるというのは認めてくれている証というか、そんな感じがあるんです。

そして、その日の打ち上げ。
老舗のライブハウスの重鎮の店長さんがいらっしゃるのだけど。
私なんかはもう恐縮して緊張してなかなかうまく話すこともできない程の。。
その店長さんに臆することなくガンガン絡む七蔵司を見て、おいマジか、、と驚いていたのだけど、そこですごく印象に残ってる出来事が一つ。
七蔵司はオープンショルダーのトップス(肩が出てるやつね)を着ていて、お酒が進むにつれてそれをずっといじられててさ。
事あるごとに「お前のその肩が見えるの、何とかしてくれよ」的なノリで。
まぁお酒の席なので、ジョークなのか本気なのかよくわからない所ではありつつ、七蔵司も「またまた〜」的なノリで笑って返していたんだけど。
二次会に移動したタイミングで襟付きのシャツに着替えてて、
「今日、アイラビのTシャツでステージ出たから、衣装で持って来てたシャツが余ってたんで、念のため着替えて来ちゃいました。ほんとに不快に思われてたらイヤだなと思って。」ってこっそり耳打ちする七蔵司に、なんか感動しちゃったんだよね。
多分、本人は覚えてないぐらいの事だろうけど。笑

そして、その日の打ち上げが終わる頃には、「もし私が横浜で店やるってなったら、その時は一緒にやろうよ」って誘ってた。笑

ほんとね、もう直感です。
でも、人との出会いにおいて直感以外に頼るものってないよなぁとも思っていて。
その人と長く付き合っていくことになるのか、どこかで途切れてしまうのか、
それはあくまで結果論。
「イマ信じられるかどうか」
そんな全力の時間をいくつも重ねて、それはいつしか強力な信頼に変わっていくのだと思います。

やってやろうぜ、戦友。
あ、お酒の飲み過ぎだけは本当に気をつけて。。

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